エッグタルトは必食!世界遺産・マカオの街散策が超楽しい~
カジノのイメージが強いマカオですが、実は小ぢんまりとした街は散策にぴったり。
「マカオの歴史地区」として登録された世界遺産には、22の建造物と8カ所の広場が含まれ、まさに街を歩けば世界遺産にあたる状態です。食べ歩きできるスナックやスイーツも豊富だし、おいしいローカルレストランもいっぱい。気軽に行けて、気楽に遊べるマカオの魅力を紹介します。
華やかな教会を中心に世界遺産の街をめぐる
東西貿易の中継地点として栄えたマカオは、特にポルトガルの影響を強く受けています。街を歩けば地中海のリゾートを思わせる南欧風の建物が連なり、一瞬、アジアにいることを忘れてしまいそう。
特に観光の起点となるマカオ半島の中心部は、かわいいポルトガル風の建物と活気にあふれる中国風の店とが融合した不思議な空間です。街の中心にあるのはセナド広場。パステルカラーに塗られた2階建ての建物が並び、レストランやカフェ、ショップとして利用されています。
セナド広場も世界遺産ですが、ここから徒歩圏内にいくつもの世界遺産の建物が点在。かつて、ローマ以東で最も美しい教会といわれた聖ポール天主堂跡は、火災のためファサードだけの幻想的な姿を見せています。
後部の階段は写真を撮る観光客でいっぱい。夜遅くまでにぎわっています。
石造りのガッシリとしたたたずまいが印象的なカテドラル。高台に建っているため、かつては船乗りの妻がここで帰港する船を待ったといいます。当初は木造でしたが、改築を重ね現在の重厚な外観に。聖堂内は色彩豊かなステンドグラスで飾られ華やかな雰囲気です。
カテドラルの前にはカテドラル広場があり、これも世界遺産です。
セナド広場から石畳の広場を歩いていくと、突き当りに建つのが聖ドミニコ教会。鮮やかな黄の外観が空に映える、とっても美しい教会です。創建は1587年とかなり古いのですが、現在の建物は改築されたものです。
聖堂内にはバロック式の祭壇が置かれ静謐な雰囲気。5月13日に行われるファティマの巡礼では、祭壇に祀られた聖母像が聖ドミニコ教会からペンニャ教会へと運ばれます。
セナド広場から5分ほど歩いた聖オーガスチン広場周辺にも、世界遺産に登録された貴重な建物が集まっています。中心になるのはスペイン人に建てられた聖オーガスチン教会。毎年、四旬節の初めの日曜には、十字架を背負ったキリスト像を聖職者が担いで練り歩く、パッソスの聖体行列が行われます。
ほかにも周辺には大富豪ロバート・ホー・トン氏の別荘を利用した図書館や、ギリシア風の建物が印象的なドン・ペドロ5世劇場などが残っています。
東西の食文化が融合したスナック&スイーツを食べ歩き
ノスタルジックな通りや荘厳な建物など、見どころには事欠かないマカオですが、やっぱり花より団子……。食の魅力も外せません。食べ歩きの王道といえば、パンにジューシーなボークチョップを挟んだ猪扒包。パンに旨味が染み出して、食べごたえも十分です。
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[one_half_last]鍋貼餃子もスナック感覚で食べられる定番フード。焼き立ての餃子が食欲をそそります!
行列のできる餃子店、小上海鍋貼の餃子は3個で5MOP(マカオパタカ)とリーズナブルなのも嬉しいポイントです。
小上海鍋貼
住所:澳門乾草里3號地下
電話:+853-2835-5039
営業時間:11:00~22:00 / 定休日:なし[/one_half_last]
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[one_half_last]魚やエビ、ウニなどの練り物を、串団子スタイルでいただくマカオ風おでんも名物のひとつ。
地元っ子も屋台で買ったおでんを食べながら歩いてます。[/one_half_last]
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[one_half_last]そして忘れてはならないのがスイーツ。
なかでも絶対に食べたいのはエッグタルトです。
ビスケット生地の香港スタイルと違って、マカオのエッグタルトはサクサクしたパイ生地が特徴。
濃厚なカスタードクリームは甘さ控えめで、2個、3個と食べられてしまいます。
エッグタルトの人気店は、セナド広場から歩いていける「マーガレット・カフェ・エ・ナタ」と、コロアン島の「ロード・ストーズ・ベーカリー」。
「ロード・ストーズ・ベーカリー」は日本にも店を出しているので、ご存知の方も多いかも? マカオの2大エッグタルトを食べ比べてみるのも楽しそうです。ちなみにエッグタルトは1個8MOPです。
マーガレット・カフェ・エ・ナタ(Margaret’s cafe e Nata)
住所:南湾金来大厦
電話:+853-2871-0032
営業時間:8:30~18:00 / 定休日:水曜
ロード・ストーズ・ベーカリー(Lord Stow’s Café)
住所:澳門路環市中心撻沙街1號地下
電話:+853-2888-2543
営業時間:7:00~22:00 / 定休日:なし
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ほかにもポルトガルの香り漂うエキゾチックな料理やスイーツ、魚介を贅沢に使ったシーフード、リーズナブルに食べられるローカルフードなど、多彩な表情を見せるマカオの食文化。
街歩きとともに食も堪能できるマカオは、独特のカルチャーが魅力的な、週末遊びにいけお手軽デスティネーションでした。
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※1MOP(マカオパタカ)=約15.55円(2015年7月現在)
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