男のひとり旅をおすすめする5つの理由
「若者の旅行離れ」などというウワサを聞いて久しいですが、何でも最近は20~30代男性のひとり旅が静かなブームだとか。インターネットで簡単に飛行機やホテルを予約できる時代。空いた週末や休みを利用して、ふらりとバックパックひとつ持ってあてもなく旅に出る。旅は以前よりずっと身近な存在になっています。
そこで改めて、ひとり旅を楽しむ男性がさらに増えることを願って、男のひとり旅をおすすめする理由を女性目線でご案内しましょう。
旅が男を成長させる。苦労や困難に直面する姿にグッとくる
生ぬるい日本社会で、自宅の部屋に閉じこもってゲームのラスボスと闘い、攻略法を導き出そうとしている男性と、言葉も通じない海外で大自然の中、あるいは大都会のど真ん中で孤独と闘いながら自分の無力感に打ちひしがれながら旅している男性がいたら、あなたはどちらが魅力的だと思いますか?
正直、どちらも頑張っています。ラスボスはいつか倒せて、高揚感と支配感を得ることができるでしょう。それはそれでいい経験だと思います。でも正直、それでは女性に何も響きません(響かせようなんて思ってないかもしれませんが…)。
旅で直面する困難や孤独感は解決できないことが多く、ときには挫折感ばかりが残ることも。でもそんな苦労や困難にうちひしがれながらも、生身の体でぶつかっていく男の姿に、女性ははグッときます。実際に困難と闘っているその姿は、人には見えず、気付いてもらえないものかもしれません。でもその経験は、必ず男を強くし、成長させます。
ただひとつ注意。帰国後、同じ苦労話をまるで武勇伝のように何度も語るのはやめたほうがいいかもしれません。
女にこびない姿が女性の信頼を得る
たとえ旅先での出会いに大いに期待していたとしても、たとえ底知れぬ下心を持っていたとしても、いえ、むしろ下心しかなかったとしても、ひとり旅をする男性は一見ストイックな印象を受けます。どんな野心を抱えていても、女性の目を気にせず、わが道を突き進んでいるように見えるのが男のひとり旅です。そんな女にこびない男性の姿は、多くの女性に無条件で信頼感を与えます。
旅先で何か甘い思い出ができたとしても、それはしばらく男友達の間だけの話題にとどめておきましょう。もしかしたら40代、50代ぐらいになって話せば、大人の男になるためのひとつの経験だったと、ドン引きされることもなく女性に受け入れられるかもしれません。
何より頼もしい姿が女性の本能を揺さぶる
女性は元来旅好きで、国内・海外を問わずひとり旅、女性同士の旅といろんなカタチで積極的に旅を楽しんでいます。かつて「成田離婚」という言葉がはやったことがあります。旅慣れた女性が結婚相手とハネムーンで初めて海外旅行に行き、男性のあまりの頼りなさに将来を悲観し、帰国後すぐに離婚してしまうという事例が多発。「成田離婚」は、そのときに生まれた流行語です。でもこれを逆に考えると、旅先で頼りになる姿をみせることさえできれば、女性の「守ってほしい」という本能的な欲求を満たし、将来に対する大きな信頼感を得られるということになります。
ひとり旅をする男性は、まず自立した人間という印象を与えます。そして旅先での頼もしさというオーラは、ひとり旅という経験を積んだ男性だけがまとえるものではないでしょうか?
ときに弱さが見えるところが母性本能をくすぐる
とはいっても、旅先でいつも困難と闘っているわけではありませんよね。ゆるゆると南の島でビールを飲んだくれているだけかもしれません。ひょっとしたらビーチボーイに騙されちゃったり、法外な値段でうっかり謎の木彫りの人形を買ってしまったりすることだってありますよね。でもそれでもいいんです。なんだか失敗ばっかりでイマイチ旅慣れていないけど、大いに人生を楽しんでいる。そんな雰囲気が伝わるだけでも男のひとり旅は成功です。
男性に強さを求めながらも、女性の母性本能は男性の弱い部分に反応します。ひとり旅は、人の強さも弱さもすべて浮彫りにしてくれます。つまり、旅を通してその人の人間性が見えてくるというわけです。
SNSの投稿で新鮮な驚きを与える
20~30代の男性のひとり旅がブームになっている背景には、スマホやタブレットの普及があります。ひとり旅はおそらく以前よりもハードルが低くなっていて、旅先で簡単に情報を得られますし、海外で日本にいる友達と普段通りにつながることもできます。そこであなたが旅する写真を投稿すれば、それはいろんな人の目に留まり、旅先で闘っている姿もゆる~く遊んでいる姿も広く知られることになります。旅を通して、SNSであなたのライフスタイルを発信し、意外な一面を伝えることができるのです。さらに友達の間に、新鮮な話題を与えることもできるでしょう。
普段、料理写真や飲み会の様子を投稿したり、流れてきた面白いニュースをシェアしたりしているだけの友達が、ある日突然「今、ローマのコロッセウムにいます」なんて自撮り写真を投稿してきたら、素直にびっくりしますよね。さらに「パタゴニアにいます」とか「ブータンに来ています」なんて、思いもつなかいような旅先だったら、誰もが「え?なんで?」「何かあったの?」などと、前のめりになってあなたのSNSにコメントしちゃうはずです。
男のひとり旅 おすすめ旅先
最後にSNSでの反応を少し意識して、男のひとり旅のおすすめエリアを紹介していきましょう。おそらくインドやタイ、オーストラリア、アメリカ西海岸あたりは男のひとり旅の定番という印象がありますので、意外性を考えておすすめします。
中欧~東欧(チェコ、ハンガリー、クロアチアetc)
チェコやハンガリー、スロバキア、そしてクロアチア、スロベニアといった国々。知人の男性旅行ライターの話によると、このエリアは断トツで美人が多いそうです。フランスやイギリス、イタリアといった定番ではなく、中欧、東欧という旅先も意外性に富んでいます。最近はモンテネグロが注目されているので、話題に乗りたい人は要チェックです。いずれも中世の面影がそのまま残る、世界遺産の街並みを有しているのもポイント。
南米
オリンピックで注目されているブラジルに加え、アルゼンチンやペルーなど南米諸国も魅力的です。イグアスの滝やマチュピチュといった「一生に一度行ってみたい旅先」はもちろん、サンバやタンゴに代表されるカルチャーやサッカーなどのスポーツも魅力。ちょっと女性のひとり旅は尻込みしてしまうエリアというのも、一目置かれます。ただし、くれぐれも安全情報はチェックして、危険なエリアには近づかないようにしてくださいね。
ポルトガル
個人的な印象ですが、インテリ男性の傷心ひとり旅にポルトガルは人気があるような気がします。かつて世界の海の覇権を握り栄華を極めた国が抱える独特の哀愁が、失恋直後の男性の琴線に触れるのでしょうか? なんてことない石畳の街並みをモノクロームで撮影するだけでインスタジェニック。つらい気持ちを言葉で伝えづらいと感じる人は、一度ポルトガルで写真を撮って公開してみるといいかもしれません。
ミャンマー
身近なアジアの中では、断然ミャンマーがおすすめです。観光ずれしておらず、純真無垢な心を持った人々との触れ合いは一生の思い出に残ります。バガンなど世界的に知られる仏教遺跡も見どころのひとつ。スピリチャルというと女性の大好物ですが、(うさんくささはなく)純粋なパワーを得られる場所として男性でも楽しめると思います。
ほかにも注目度でいったらキューバやカンボジア、ニュージーランドにアメリカの国立公園など、枚挙にいとまがありません。まずは考えずに出かけてみましょう。そう、ブルース・リーも言っていましたよ。
Don’t think, FEEL!
さあ、旅に出ましょう!
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初めまして。酒と旅行がメインのブログを書いているcongiro(コンヒーロ)と申します。 普段から日本各地を旅しては、地元の方々が飲んでいる日常系の日本酒を好んで買って楽しんでいます。 特に好きなのは、その土地の日常酒を、その土地の方たちがいる酒場で飲むことですね。「誰かの日常は、私の非日常」。それを念頭に、いつも楽しく旅をしています。...
お世話になっております。会社員兼業ライターの赤祖父と申します。6歳男子、2歳女子の2児の父親でもあります。 前回に引き続き、今回も「息子に興味のあることを聞いてプランを組み立てる、親子ふたり旅」へ行ってきましたので、その内容をご紹介します。旅の終わりには、こちらも前回と同じく、思い出を絵に描いてもらいました。未就学児と旅をする上でおすすめの“鉄道体験”についても触れています。 「雪が見たい」の一言で、行き先は青森に決めた...
美味しいものとお酒、いろんな街を歩くのが好きなTakiです。 前回の新潟に続いて、ひと仕事終えた週末にふらっと旅に行くことにした。行き先は福島県。