乗り降り自由！オールドタウン・トロリーに乗ってサンディエゴ人気観光スポットめぐり

気候が良く都会と自然が程よく隣り合わせるサンディエゴは、「アメリカズ・ファイネスト・シティ」と呼ばれています。

そんなこの街は、南カリフォルニアの降り注ぐ太陽とビーチ、100年の歴史を持つバルボアパークにオールドタウンなど、観光スポットが多彩。でも、限られた時間の中で、バスや電車を乗り継いで巡るのは面倒だし、タクシー利用は不経済……そんな旅人の強い味方がオールドタウン・トロリーツアーです。

オールドタウン・トロリーツアーとは？

乗り降り自由なガイド付き観光バス

オールドタウン・トロリーツアーは、サンディエゴ市内の主要スポット11ヶ所を効率良く巡回している観光バス。チケットさえ持っていれば、1日に何度でも乗り降りが自由なのが魅力です！またサンディエゴを愛するドライバーさんが、運行中に通りかかるエリアの歴史やゴシップなどを面白おかしく話してくれます。トークは英語ですが、そこはノリで楽しんじゃいましょう！

なお、サンディエゴ市内には「トロリー」と呼ばれる公共交通機関が走っていますが、こちらは中心地と郊外を繋ぐ電車。同じ「トロリー」でも乗り場もシステ ムも異なるのでお間違えのないように！オールドタウン・トロリーはオレンジ色と緑色のツートンカラーのボディが目印です。

サンディエゴの街を満喫できる11ヶ所の停車地

バスは30分間隔で運行しています。観光に便利な11箇所のトロリー乗り場は以下の通り。自分好みにアレンジしてサンディエゴの街を満喫してください。

Ａ．オールドタウン・ステートパーク (Old Town State Park)
Ｂ．サンディエゴ港、エンバカデロ/USSミッドウェイ (Cruise Ship Terminal/USS Midway)
Ｃ．シーポートヴィレッジ (Seaport Village)
Ｄ．マリオットホテル＆マリーナ (Marriott Marina/Convention Center)
Ｅ．ホートンプラザ (Horton Plaza)
Ｆ．ガスランプ地区 (Gaslamp Quarter)
Ｇ．ベイフロント・ヒルトン (Hilton Bayfront)
Ｈ．コロナドフェリー (Coronado Ferry Landing)
Ｉ．ホテル・デル・コロナド (Coronado/Mc P’s Irish Pub and Grill)
Ｊ．バルボアパーク/サンディエゴ動物園 (Balboa Park (El Prado)/San Diego Zoo)
Ｋ．リトルイタリー (Little Italy)

トロリー乗り場詳細:http://www.trolleytours.com/san-diego/location-map.asp

トロリーに乗ってサンディエゴを満喫しよう！

A：　200年前にタイムスリップ！エキゾチックな街並みを散策

ダウンタウンの７キロ北にあるオールドタウンは、18世紀にスペインの開拓者がメキシコからやって来て、最初に植民地とした「カリフォルニア発祥の地」。ここはアメリカ合衆国でとしても重要な場所であり、歴史地区に指定されています。

ダウンタウンの７キロ北にあるオールドタウンは、18世紀にスペインの開拓者がメキシコからやって来て、最初に植民地とした「カリフォルニア発祥の地」。ここはアメリカ合衆国でとしても重要な場所であり、歴史地区に指定されています。カラフルな街並みにメキシコタイルやスカルグッズを売る店や、タコスやテキーラなど、本場仕込みの美味しいもので溢れていて、ここだけで1日いられてしまうくらい楽しいところです。

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Ｂ：　戦闘機がずらりと並ぶ甲板！本物の空母に乗船する

トロリーを降りると、目の前には巨大な空母「ミッドウェイ」が停泊しています。2004年にサンディエゴで博物館として生まれ変わった航空母艦ミッドウェイは、旧日本軍も戦ったこともあり、ベトナム戦争でも活躍した戦艦。本物の戦闘機や航空母艦の資料などが展示してあり、擬似飛行体験もできるんです！艦内はとても広いので最低2時間は必要。飛行機好きならさらに時間が必要かもしれません。

C・D：　海を見渡す開放的な「シーポートヴィレッジ」でショッピング

ウォーターフロントに、素敵なレストランやブックカフェ、マグカップ専門店やスパイシーソース専門店などユニークなショップが集まるシーポートヴィレッジ。芝生の広場では、地元のアーティストが作品を制作していたり、大道芸 人がパフォーマンスを披露していたり、のんびりとした雰囲気がカリフォルニアらしく心地よい場所です。

ミッドウェイから遊歩道を歩いて15分ほどなので、港を行き交う船を眺めながらのお散歩もオススメです。

Ｅ・Ｆ：　「ホートンプラザ」はサンディエガンが集まるトレンディ・スポット

サンディゴの中心となる、ダウンタウンエリアはランドマークのショッピングモール「ホートンプラザ」を中心に、ガスランプ・クオーターと呼ばれる19世紀に建てられたヴィクトリア調の建築物が残る歴史保存地区が隣接します。かつては船員達の歓楽街として名を馳せたエリアですが、今ではそんな怪しげな面影はなく、バーやレストランを中心に200店舗以上の飲食店がずらりと並んでいます。実は、サンディエゴはクラフトビールの隠れた聖地。ここガスランプ・クオーターでもクラフトビールのテイスティングを楽しめます！

ダウンタウン周辺に滞在している人は、ホートンプラザのチケットブースで乗車券を購入するのが便利です。

I：　カリフォルニアを象徴する歴史ホテルとビーチを散策

ダウンタウンの対岸に見えるコロナドシティは、細長い半島の先端に位置する瀟洒なリゾートエリア。「ホテル・デル・コロナド」は1888年創業以来、ハリウッドスターや著名人に愛されてきた由緒ある歴史ホテルです。マリリン・モンロー主演の映画『お熱いのがお好き』のロケ地にも使われました。観光地としても有名で宿泊をしなくても気軽に入ることができます。ホテルの前に広がる、全米ベストビーチ1位に輝いたこともある美しいビーチで、海を眺めながらカリフォルニアの太陽も満喫したいです！

J：スケールの大きさに圧倒！美術館、博物館、動物園が集まる都市公園

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昨年、100周年を迎えたバルボアパークは、広大な敷地内には15の美術館、植物園、博物館、そして世界的に有名なサンディエゴ動物園が一堂に会するテーマパークのような都市公園です。じっくり見ようとすると、動物園だけでも丸1日は掛かるほど施設が充実しているので、ゆとりをもって訪れたいスポットです。

K：　映画「トップガン」のロケ地を通過してリトルイタリーへ

バルボアパークからリトルイタリーへ向かう途中に、映画「トップガン」でトム・クルーズが女性教官と口論の後にバイクで暴走したロケ現場を通ります。付近まで来ると、車内にトップガンのサントラが鳴り響き、アクセル全開で映画のように爆走！といってもトロリーなので法定速度以下ですが。

リトルイタリーは、20世紀初頭にマグロ漁を糧にしていたイタリア系移民の家族たちが暮らしていたエリア。今では道の両側には老舗イタリアンから、お洒落カフェやジェラート、ピッツェリアが並んでいます。毎週土曜日の午前中はファーマーズマーケットが開催されるので、それを目当てに訪れるのもいいですね。

上記の定番ルートとは別に、リゾートエリアのラ・ホヤやサーファーズ・パラダイスのミッションビーチ方面へ行く、カリフォルニアコースト満喫コース（別料金）もあります。野生のアシカやカリフォルニア・サーファーたちに会いに行ってみませんか？

オールドタウン・トロリーツアー
公式サイト（英語）：http://www.trolleytours.com/san-diego/
料金：大人US39ドル、子供US19ドル（4-12才）　／　オンラインチケット大人US35.1ドル、子供US17.1ドル
運行時間：10月31日〜2月29日：8:50～17:00、3月1日〜6月17日、7月4日、8月22日〜10月30日：8:50〜18:00、6月18日〜8月21日：8:50〜19:00
※各停車地、30分間隔で運行します。
※チケットブースはA,B,C,E,Iの停車地

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協力：サンディエゴ観光局