投稿者 : 三田村 蕗子、投稿日 2016 年 7月22日

上質な空間でタイ料理を味わう!バンコクの一軒家レストラン5選

バンコクに来たら、一軒家を丸々利用した優雅なレストランに出かけてみませんか? 歴史を感じさせる趣きのある外観とインテリア、広々とした空間でタイ料理を堪能する体験は、忘れられないひとときになるはずです。

一軒家レストラン、ココが魅力!

バンコクはレストラン天国。安く食べられる庶民的な店からスタイリッシュでモダンな店、高級感漂う荘厳なお店まで、選択肢にはことかきません。中でも、ぜひ足を運んでみたいのが一軒家レストラン。

その魅力は、

1.一軒家自体が鑑賞に値する
2.料理だけでなく、インテリアや調度品も楽しめる
3.都会の喧騒から切り離された優雅な空間で食事ができる
4.タイ料理の奥深さを堪能できる

屋台での手頃な食事も楽しいけれど、タイ建築様式の一軒家を丸ごとレストランに活用した風雅な空間で、リッチでエレガントな時間を過ごしてみましょう。ここでは、いくつもある一軒家レストランの中から、タイプの違う5つのお店をピックアップしました。あなたの好みのお店を探してみてください。

オシャレ一軒家レストランの定番 ザ・ローカル

オシャレ一軒家レストランの定番 ザ・ローカル

日本人駐在員が接待に使う店としても有名ですが、タイ人の間でも人気が高いレストランです。人気の要因は、なんといってもゴージャスな外観やインテリアと洗練された料理の数々。

食器などが上品にディスプレイ

エントランスを入ると、各コーナーに絵画や骨董品、食器などが上品にディスプレイされ、いきなり非日常感に包まれることは間違いありません。

席にはいろいろなタイプがあります

席にはいろいろなタイプがあり、テラス席もあれば、屋外席、個室、喫煙ルームなども用意されています。予約の際にリクエストするといいでしょう。なお、個室は1000バーツ(約3000円)の予約料がかかります。

ザ・ローカルが提供しているのは、オーソドックスなタイ料理。ポピュラーなタイ料理ならほぼ揃っています。ぜひとも注文したいのは、「5種類の前菜盛り合わせ」と「マッサマンカレー」。

5種類の前菜盛り合わせ

「5種類の前菜盛り合わせ」は、カオソーイ(北部タイの名物でカレー風味の麺料理)、海老ソースをかけたライスクラッカー、さつま揚げ、ミアング・ブア・ルアン(エディブルフラワー=食べられる蓮の花びらにココナッツ、赤玉ねぎ、生姜、ピーナッツ、干しえび、ライム等を乗せて食べる料理)、ガイ・ホー・バイトゥーイ(バンダンの葉で包んで揚げた鶏肉)の5つで構成されています。地方色あふれるタイの料理を一度に食べられるマストアイテムです。

マッサマンカレー

「マッサマンカレー」も見逃せません。少し甘目でコクのある風味豊かなカレーをかければ、ご飯がすすむこと確実です。

そのほか、プーパッポンカレー(蟹のカレー炒め)やトムヤムクンなど、タイの定番料理もファンが多い一品です。お腹に余裕があれば、「タイのデザートの盛り合わせ」もどうぞ。もち米をつけあわたマンゴーやココナツプリン、かぼちゃの中に詰めたココナツプリン、ココナツの果肉を詰めたもち米団子、ココナツアイス、紅茶アイス、さらにはスイカやドラゴンフルーツなどのフルーツも付いてくる贅沢な一品で、食事をぜひ締めくくってください。

ザ・ローカル(The Local)
住所:32-32/1 Sukumvit 23, Klong Toey Nue,Wattana, Bangkok
営業時間:ランチ 11:30~14:30 ディナー 17:30~23:30 無休
最寄り駅:BTSアソーク駅(駅から徒歩10分ほど)
予算:1人600〜700バーツ(約2000円)前後
公式サイト(英語)http://www.thelocalthaicuisine.com/
*ネットから予約できます

イサーン料理をオシャレに味わう カフェ・デ・ラオ

イサーン料理をオシャレに味わう カフェ・デ・ラオ

イサーン料理と呼ばれるタイ東北部からラオスにかけての地方料理は、タイ人にも海外からの観光客にも非常に人気があります。イサーン料理の代表格、ソムタム(青パパイヤのサラダ)とガイヤーン(焼き鳥)を出す屋台がバンコクにはたくさん出ています。

そんな人気のイサーン料理をオシャレな空間で満喫できるのが、カフェ・デ・ラオ。BTSスラサック駅から徒歩10分ほどの場所にある、隠れ家的レストランです。100年も前に建てられた瀟洒な一軒家を使い、貴重な骨董品や食器が飾られていますが、豪華というよりフレンドリーな雰囲気に満ちているのは、庶民的なイサーン料理の専門店だからかもしれません。

サイクロークイサーンとコームーヤーン

こちらに来たら、もちろんはずせないのはソムタムとガイヤーン。それからぜひともオーダーしたいのが、イサーンの名前がついた名物料理のサイクロークイサーンとコームーヤーン。前者は、豚肉ともち米を混ぜた、ちょっと酸っぱい発酵系のポークソーセージ、後者は、豚の喉肉の炭火焼きです。ぜひとも、イサーンスタイルで、カオニャオ(もち米)とともにいただきましょう。帰り際には、きっとイサーンの大ファンになっているはずです。

カフェ・デ・ラオ(Cafe De Laos)

カフェ・デ・ラオ(Cafe De Laos)
住所:16 Silom 19, Silom Road, Bangrak, Bangkok
行き方:BTSスラサック駅から徒歩10分ほど
営業時間:ランチ 11:00~14:00 ディナー 17時~22時 無休
予算:1人400バーツ〜500バーツ(約1300円前後)
公式サイト(英語):http://www.cafedelaos.com/

ヘルシー&オーガニックなタイ料理に舌鼓を打つ ナ・アルン

ヘルシー&オーガニックなタイ料理に舌鼓を打つ ナ・アルン

健康志向の高まりを受けて、食の安全・安心を追求し、オーガニックな食材を用いたヘルシーなタイ料理を好むバンコクっ子が増えています。そんな高感度なタイ人に愛されているのが、ラグジュアリーなブティックホテル・アリヤソムヴィラの1階に併設されているレストラン、ナ・アルンです。

ホテル自体が築70年の一軒家を舞台にした優雅な造り

ホテル自体が築70年の一軒家を舞台にした優雅な造り。その1階に設けられたナ・アルンを一言で言うと「洗練」でしょうか。高い天井、格子窓、壁、調度品、シャンデリア等、すべてが優美に一体化し、洗練された空気を醸し出しているのです。穏やかな優しい空間はここがバンコクの中心部であることを忘れさせてくれます。

料理は、伝統的なタイ料理が中心ですが、使用している野菜はすべてチェンマイから取り寄せたオーガニック。タイ料理の伝統を踏まえながら、旬の食材を使って、ヘルシーな料理に仕上げているのが特徴です。

ヤムソムオー、エビのすり身を揚げたトートマンクン

こちらのお店で注文するなら、ぜひソムオー(さぼん)の実を具材に使ったヤムソムオー、エビのすり身を揚げたトートマンクンをお忘れなく。レストランの雰囲気同様、優しい味わいを楽しめます。

ナ・アルン(Na Aroon)
住所:65 Sukhumvit Soi 1 Klongtoey Nua, Wattana, Bangkok
行き方:BTSプルンチット駅から徒歩10分ほど
営業時間:06:30~22:30 無休
予算:1人600〜800バーツ(約2000円前後)
公式サイト(英語):http://www.ariyasom.com/vegetarian-restaurant-bangkok.html

隠れ家空間で雑貨とランチを同時体験! ニア・イコール

隠れ家空間で雑貨とランチを同時体験! ニア・イコール

タイ土産としてセンスの良い小物や雑貨を探している–。そんな方にオススメなのが、雑貨ショップ兼レストランのニアイコールです。

1階は雑貨ショップ、2階がレストラン。エントランスからは予想できないほど、一軒家の内部は奥行きがあります。売り場で販売されている雑貨は、食器やカトラリー、シルク製品、アクセサリーなど、タイらしい素材や技術、センスを生かしたモノばかり。モノそれ自体も洗練されていますが、売り場の随所に施されたディスプレイも美しく、コロニアルタイプの一軒家とよくマッチしています。

雑貨のショッピングを楽しんだら、2階のレストランへ

雑貨のショッピングを楽しんだら、2階のレストランへ向かいましょう。テラス席やグループ席など、多彩な席が用意されていて、一人でも気兼ねなく食事をすることができます。

ニアイコール(Near Equal)

ニアイコールで絶対オトクな料理といえるのが、ランチメニュー。グリーンカレーやガパオライス、蟹肉入りチャーハンといったタイの定番的料理を中心に、サラダやスープ、ご飯、フルーツが付いた盛りだくさんのランチメニューが10種類揃っています。価格は170バーツ~220バーツ。日本でいうところの定食を、オシャレにタイ風に、そしてリーズナブルにアレンジしたランチです。

こちらのお店の経営者は日本人。タイの良さが生きた一軒家や調度品、雑貨類に日本人のセンスが巧みに融合した空間。行って損はありません。

ニアイコール(Near Equal)
住所:22/2 Sukhumvit Soi 47, Sukhumvit Rd., Klongton-Nua, Wattana, Bangkok
営業時間:雑貨ショップ 10:00~21:00 カフェ&レストラン 11:30~22:30 無休
行き方:BTSプロンポン駅、もしくはBTSトンロー駅ともに徒歩15分強
予算:ランチで1人200バーツ(約600円)前後
公式サイト(日本語):http://www.allier-group.com/top.html

高級アロマブランドがプロデュースするレストラン カルマカメット・ダイナー

高級アロマブランドがプロデュースするレストラン カルマカメット・ダイナー

最後に紹介するのは、高級アロマブランドのカルマカメットの直営レストラン、カルマカメットダイニングです。

カルマカメットは、タイに数あるアロマブランドの中でも熱心なファンが多い高級ブランド。タイ王室の御用達ブランドでもあります。そのカルマカメットがバンコクの中心部に開いたレストランは、ファンの期待を裏切らない造り。天井の高い一軒家をスタイリッシュにリノベーションした空間に一歩足を踏み入れれば、アロマの心地よい香りとともに、誰もがカルマカメットワールドに包まれるでしょう。

パスタやハンバーガーなど西洋料理がメイン

料理は、パスタやハンバーガーなど西洋料理がメインで、純然たるタイ料理は一部にすぎませんが、ハンバーガーやサンドイッチにもタイらしさが取り入れられています。例えば、ハーブの効いたタイならではのポークソーセージを使ったサンドイッチや、カオソーイ(カレーとココナツを使ったタイ北部の名物料理)を思わせるカレー風味のハンバーガー。どちらも、タイの植物やハーブの力を最大限に引き出してモダンなアロマ製品を作り上げたカルマカメットならではの料理といえます。

カルマカメット・ダイナー(Karmakamet Diner)

アロマ製品も販売しているので、食事の前後にお買い物もできます。カルマカメットのアロマを使ったベッドルームの展示など、カルマカメットの世界観を前面に打ち出したカフェ&レストランは、お茶だけでも十分に楽しめます。パンケーキやアイスクリームなどデザートも充実しているので、バンコク滞在期間中に一度は訪れてみてはいかがでしょう。

カルマカメット・ダイナー(Karmakamet Diner)
住所:Metheenivet, Klongton, Klongtoey,, 30 Soi 1, Khwaeng Ram Inthra, Khet Khan Na Yao, Bangkok
営業時間:10:00~23:00 無休
行き方:BTSプロンポン駅から徒歩5分弱
予算:ランチ 1人500バーツ(約1500円)前後
公式FBサイト(英語):https://www.facebook.com/karmakamet

さて、好みの一軒家レストランは見つかりましたか? こうした一軒家レストランの料理のボリュームは比較的多めですが、タイのレストランはどこも、残った料理を持ち帰り用にパックに詰めてくれるので、心配はいりません。
ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

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