フランスのママの味”キッシュ(Quiche)”は、パリの常備食
パイやタルト生地でできた器に、卵、生クリーム、野菜を入れて、チーズを乗せてオーブンで焼くと、”キッシュ(Quiche)”の出来上がり。お手軽にできて、とても美味しい”キッシュ(Quiche)”は、代表的なフランスのママの料理ですが、パリの街中でもレストランやカフェ、お惣菜店などで、各お店特製の”キッシュ(Quiche)”を食することができます。
最もオーソドックスなのは、” キッシュ・ロレーヌ(la quiche lorraine)”
今ではフランス全土で、さまざまなアレンジをされて親しまれている”キッシュ(Quiche)”は、もともとアルザスはロレーヌ地方の郷土料理。玉ねぎ、ベーコン、卵、クリームが入ったものが一般的には、” キッシュ・ロレーヌ(la quiche lorraine)”と呼ばれます。お店では、大きなサイズのものをピザのように切り分け、ひと切れ提供されることもあれば、小さなサイズのものを一人分として丸々ひとつ出されることもあります。
パリっとしたパイの食感とクリーミーなあつあつなソースとベーコンの塩っ気がマッチして、ずしりと食べ応えもばっちりの”キッシュ(Quiche)”です。
アレンジはさまざま。フランスの太葱、ポロ葱のキッシュも定番のひとつ
フランスでのレシピにおいて、煮込み、スープ、サラダなど、活躍するポロ葱も、”キッシュ(Quiche)”の定番おかず。クリームにポロ葱の甘みが加わって、胃にも優しそうな味わいのキッシュです。パリの絶品グルメをテイクアウトしよう!スーパーのお惣菜コーナー活用術でご紹介した、パリ市内にあるスーパー「モノプリ(MONOPRIX)」の大型店舗の、お惣菜コーナーでも美味しそうな”ポロ葱のキッシュ (2.7ユーロ)”を買うことができます。ちなみに、日本にも進出しているパン屋「ポール(PAUL)」では、”キッシュ(Quiche)”がひとつ約5ユーロです。”キッシュ(Quiche)”のアレンジは他にもさまざまで、玉ねぎとベーコンのキッシュ、スモークサーモンとほうれん草のキッシュ、鶏肉とかぼちゃのキッシュなどなど、パリ旅行中にお店独自の味わいを楽しむこともできます。
もっと”キッシュ(Quiche)”を追い求めたい方は、キッシュ専門店へGO
リュクサンブール宮殿に付随する広大な敷地を誇り、四季折々の花々が咲き乱れ、パリっ子の憩いの場となっている、6区のリュクサンブール公園。その傍らにある、「レ・サヴール・ドゥ・ピエール・エミール(Les Saveurs de Pierre Emile)」には、常時6〜7種類の”キッシュ(Quiche)”が揃っています。
店内には、毎日焼かれる”キッシュ(Quiche)”の美味しそうなバターやチーズの香りが広がります。店内(2F)で食べるのもテイクアウトもOKで、大きな”キッシュ(Quiche)”ひと切れが5ユーロくらい。ショーケースの中から好みの”キッシュ(Quiche)”を落ち着いて選べるので安心です。ちなみに、「レ・サヴール・ドゥ・ピエール・エミール(Les Saveurs de Pierre Emile)」のアイスも、地元のパリっ子に人気なのだとか。
■レ・サヴール・ドゥ・ピエール・エミール(Les Saveurs de Pierre Emile)
公式ホームページ:なし
最寄り駅:メトロ12番線のレンヌ(Rennes)駅から徒歩5分
営業時間:月〜土曜日10:00〜21:00
定休日:日曜日
住所:62,rue de Vaugirard 75006, Paris
2店目にご紹介するのは、ソルボンヌ大学からほど近く、食べ物屋さんで賑わうエリアのタルト・キッシュ屋さん「ラ・メゾン・デ・タルト(LA MAISON DES TARTES)」。こちらも、ショーケースの中にさまざまな味の”キッシュ(Quiche)”が並んでいます。ひと切れ3.5ユーロとお手ごろ。サラダ付きセット(7.7ユーロ)、サラダ飲み物付きセット(8.2ユーロ)もあり、テイクアウトも店内で食べることもできます。
ほうれん草とサーモン(épinard et au saumon)のキッシュは、野菜も魚もたっぷり食べられて、大変満足感があります。
■ラ・メゾン・デ・タルト(LA MAISON DES TARTES)
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[one_half_last]公式ホームページ:なし
最寄り駅:メトロ7番線のプラス・モンジュ(Place Monge)駅から徒歩3分
営業時間:月〜日曜日11:00〜22:30
定休日:なし
住所:67 Rue Mouffetard, 75005 Paris[/one_half_last]
パン屋や惣菜店で”キッシュ(Quiche)”を買った際は、「ショーフェ シィルヴプレ(Chauffez s’il vous plaît.) 。」と伝えると、温め直してくれます。あつあつに温まった”キッシュ(Quiche)”を公園のベンチやホテルに帰って楽しんでみてください。
見た目が華やかで、ホームパーティのもてなしでもよく見かける”キッシュ(Quiche)”。 バターもチーズもたっぷりなので、カロリーもあるとは思いますが、野菜もたっぷりとれる優れもので、パリ観光の朝食やランチで頼りになるメニューです。
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