バンコクのチャイナタウンでB級グルメと格安ショッピングを満喫!
バンコクに来たら、ヤワラー(中華街)に足を伸ばしてみませんか? ここは、華僑が住む生活の場所であると同時に、卸や市場が密集した場所でもあります。安くてキュートな商品にはことかきません。エネルギッシュな中華街の魅力に触れてみましょう。
バンコクのチャイナタウンへ出かけよう!
問屋、レストラン、屋台、ホテル、ショッピングモールが連なる、生活感に満ちた商売の場所。それがバンコクの中華街です。
一番わかりやすく便利な行き方は、MRTホアランポーン駅からバスに乗ること。バスは旅行者には敷居が高いように思われますが、一度慣れてしまうと超簡単で値段も格安。バスの窓から町並みを見ながら中華街に近づくのもエキサイティングですよ。
駅からの行き方はこんな感じ。
1.ホアランポーン駅の4番出口から地上に上がる(改札は1つだけ)
2.地上に出たら前方50メートルくらいにあるバス停に向かう
3.40番のバスに乗る
4.ソンサワット通り(Song Sawat Rd )の交差点を過ぎたらすぐに降車ボタンを押して、上海マンション近くのバス停で降りる。
バスは、エアコンが効いた黄色の車体のバスとエアコンなしの赤いバスの2種類があり、エアコンバスは13バーツ(約42円)、エアコンなしバスは9バーツ(約30円)です。バス停にはほとんどの場合、待っている人がいるので、場所がすぐわかると思います。
バスに乗ると車掌さんが料金を徴収に来るので、その場で払いましょう。その際に、車掌さんに「ソンサワットロード」と告げておくと、降りる場所になったら教えてくれます(絶対ではありませんが…)。また、高額紙幣はいやがられるので小銭を用意しておくことをオススメします。
ここではバスを降りる場所を「上海マンション近くのバス停」としましたが、バンコクのバスは、日本のように車内に次の停留所が表示されることはありません。なので、一番いいのはグーグルマップを見ながら、今バスが走っている場所を確認して降車ボタンを押すことです。上海マンション近くのバス停の手前もしくは奥で降りても構いませんが、このバス停をすぎると渋滞がひどくなり、時間が非常にかかるので、中心部のこのバス停で降りて、後は歩くのが一番無難です。
なお、ホアランポーン駅から中華街入り口までは徒歩15分ほど。お天気さえよければ、ぶらぶら歩いて中華街に行くというのも楽しいですよ。
チャイナタウンはB級グルメの宝庫
チャイナタウンの魅力の1つは安い食べ物が充実していること。屋台、食堂、フルーツ、お菓子まで格安で美味しい「食」が揃っています。
特に充実しているのは
・干したエビやホタテなどの乾物類
・お茶
・タイの伝統的なカノム(お菓子)
・鳥の唐揚げ
・フルーツ
・フカヒレスープ
・点心
価格はどれも市価と比べると格安。とりわけフルーツの安さは圧巻です。季節にもよりますが、雨季(6月〜~10月)なら、マンゴスチン1kgで50バーツ(約170円)前後。ホテルに持ち帰って食べてみてはいかがでしょう。
一箇所でB級グルメを味わいたいなら、チャイナタウンの一番奥にある老舗のショッピングモール、オールドサイアムまで行ってみましょう。レトロな建物の1Fはいつも、お菓子やスナックなどB級グルメのブースがぎっしりと並んでいます。
食べ物の店だけでなく伝統衣装やドレスのショップなど、モールに入っている店はどれもローカル色満点。チャイナタウンの生活感に浸ることができる面白い空間です。
チャイナタウンのオススメレストランはここだ!
チャイナタウンには点心が美味しい飲茶の店がたくさんあります。以下の記事でもそのうちの人気店を取り上げましたが、ここではもっとチャイナタウンらしく、フカヒレスープも点心も一皿料理も一度に味わせるお店を紹介しましょう。
それは、和成豊魚翅(フアセンホン)。ヤワラー通りの中間地点にあるレストランです。フカヒレスープが安く美味しいと大評判のこちらの店は、いつもタイ人に大人気。お昼時や夕食時には行列もできていますが、奥が広く、回転が早いのでちょっと待っていれば入れます。ただし、大きなテーブル席で相席になることも多いです。
フカヒレスープの値段は、小サイズが300バーツ(約1000円)、中サイズが500バーツ(約1600円)、大サイズが1000バーツ(約3200円)の3種類がありますが、中サイズが2~3人前程度の分量。2人だとちょっと多いかもしれません。フカヒレはもちろん、ほたてやしいたけなど具がたっぷりと入っているボリューム満点のスープです。
フカヒレスープには、いっしょに出てくるパクチーともやしをぜひ入れて飲みましょう。パクチーの風味ともやしのしゃきっとした食感が濃厚なフカヒレスープに良いアクセントを醸し出してくれますよ。
点心は15種類ほどですが、ポピュラーなちまき、焼売、蝦餃などは揃っているので、フカヒレスープと合わせて注文するのもオススメです。
和成豊魚翅 (Hua Seng Hong Shark Fin)
住所:371-373 Yaowarat near Lieng Seng Heng gold shop, Bangkok
TEL:02-222-7053
営業時間:09:30〜25:00 無休
問屋街ならではの安さがうれしい!チャイナタウンの買い物ガイド
チャイナタウンには問屋街が広がっています。ここは、バンコク全域から小売業を営む人たちが商品を仕入れにやってくる町なのです。
ただし、問屋街はヤワラー通りではなく、ヤワラー通りに並行してあるサンペーン通りやパフラット通りに広がっています。サンペーン通りにあるサンペーン市場は、お手頃価格な雑貨やアクセサリー、生活雑貨、包材店が集結した問屋街、インド人街でもあるパフラット市場は、布やレース、ボタンなど手芸用品が軒を連ねている問屋街。どちらも、格安の商品を揃えた小さな店が並んでいます。雑貨や手芸好きの人は狂喜乱舞するかもしれません。
その中から、お土産にも良さそうなオススメの商品を挙げてみました。
1.アクセサリー
チャイナタウンで買い物をするならアクセサリーが一番のオススメ。チープではありますが、1個50~100バーツ(160円~320円)で手に入ります。中には1個10バーツ(32円)のピアスも! アクセサリーの部品も豊富に安く揃っているので、手作り派の方は要チェックです。
2.封筒
サンペーン市場付近には封筒だけを売る屋台がいくつも出ています。25枚入って10バーツ(約32円)~。よく手紙を出すという方は見逃せません。写真のエアメール用封筒は25枚入りで、簡単に封ができる糊付き。それでいて価格は10バーツ(32円)でした。
3. バティック柄の布
プリントしたバティックの布にはタイらしさがあふれています。大きさは118cm☓200cmで、1枚120バーツ(約400円)前後。テーブルに広げたり、洋服に仕立てたり、いろいろな使い方ができそうです。
このほか、可愛い筆記具やノート、包材(紙袋や布の袋)なども充実しています。高級品はありませんが、お手頃価格で可愛くて…という雑貨好きの方はぜひじっくり時間をかけて、チャイナタウンを探訪してください。
チャイナタウンは最寄り駅から歩くので、なかなか行きづらい場所ではありますが、多彩な魅力が詰まった玉手箱のような一画です。バスを使うのが面倒くさいしわかりづらいという方は、ぜひホアランポーン駅からのんびり歩いて出かけましょう。その際にはくれぐれも水分補給をお忘れなく。元気に楽しくチャイナタウンを満喫してください。
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