バルセロナで地中海リゾート! 手軽に楽しめるおすすめビーチはどこ?
バルセロナ観光というとガウディの建築群や美術館などが有名ですが、実はそれ以外にもマストで訪れるべきスポットがあるのをご存知でしょうか。
そのスポットとは、実は海です。よくよく地図を眺めてみると、バルセロナは地中海に面した街。そのため、市内や近郊には数多くのビーチがあり、手軽にリゾート気分を味わえる場所なのです。今回の記事では、バルセロナのビーチの様子や訪れるべきスポット、楽しみ方などをまとめてみました。
どうしてバルセロナでビーチにいくの?
ヨーロッパでリゾート気分を味わえる場所といえば、やはり地中海です。特にスペインは海岸線も長く、周囲に島も多いことからマヨルカ島やイビサ島など数多くのリゾート地を擁しています。
ただ、こうしたリゾート地はヨーロッパの他の国々からも観光客が押し寄せるため、特にハイシーズンは人が多く、交通費や滞在費も高騰するのが悩ましいところ。飛行機や船を乗り継ぐため、ただでさえ貴重な滞在時間を削られるという問題もあります。
一方、バルセロナは街の中心であるカタルーニャ広場から地中海まで、徒歩17分という最高すぎる立地。ランブラス通りをそのまま進めば海に突き当たるので、街を観光しながらでも気軽にビーチリゾート気分を味わえます。
夏はもちろんですが、シーズンオフでも日光浴やビーチバレーを楽しんだり、カフェでのんびりするなど、海の雰囲気を楽しむ人で賑わっています。わざわざ遠くの島まで時間をかけてたどり着かなくても気軽に地中海リゾート気分を楽しめるため、バルセロナ観光をするならぜひ訪れてほしいスポットです。
バルセロナ市内&近郊のおすすめビーチ
バルセロナのビーチにはいくつかの選択肢がありますが、時間がない場合は地下鉄でも行ける市内のビーチがおすすめ。また、人混みを避けてゆっくりとリゾート気分を味わうなら、電車に乗って近郊のビーチに行く選択肢もあります。それぞれ、おすすめしたいスポットをご紹介しましょう。
手軽にビーチを楽しむなら、市内の「バルセロネータ」
時間がないけど気軽にビーチを楽しみたい人は、バルセロナ市内にある「バルセロネータ」に行ってみましょう。最大の魅力はなんといっても地下鉄で行けるアクセスの良さで、観光の合間でも気軽にビーチを楽しむことができます。海岸の長さは1,100メートルもあり、地中海を眺めながらのんびりと散歩するにもおすすめの場所です。
アクセス:地下鉄4号線バルセロネータ(Barceloneta)駅下車、ビーチまでは徒歩約15分
ゆったりとした時間を楽しむなら「モンガット」
バルセロネータはアクセスの良さが魅力ですが、バカンスシーズンはかなりの人で賑わいます。人混みを避けたい場合は「モンガット(Mongat)」まで足を延ばしてみましょう。足を延ばすと言っても電車で30分ほどの距離で、アクセス性は申し分なし。駅を降りたらすぐ目の前に砂浜が広がっています。ビーチからは遠くにバルセロナの街も見えるので、手軽に小旅行気分を味わえます。
アクセス:サンツ(Sants)駅からR1線で約30分、モンガット・ノルド(Mongat Nord)駅下車
リゾート気分をしっかり味わいたいなら「シッチェス」
せっかくの地中海ならリゾート気分をしっかり味わいたい。そんな人はバルセロナから電車で南に40分ほどの場所にあるシッチェスがおすすめです。バルセロナ近辺のビーチの中では特に水がきれいで、コバルトブルーに輝く海や中世の雰囲気が残る街並みはリゾートの風情がたっぷり。海で泳がずとも、ただ街中を散歩するだけでも楽しい場所です。LGBTフレンドリーな街としても有名で、毎年6月には盛大なプライド・パレードが行われます。
アクセス:サンツ(Sants)駅からR2線で約40分、シッチェス(Sitges)駅下車
日本とは異なる、スペインのビーチ事情ってどんなもの?
ビーチではただ砂浜に寝ころんでビールを飲んだり、泳いだりするだけなのですが、日本とはいくつか異なる事情もあります。バルセロナのビーチを楽しむ上で、知っておきたいことをご紹介しましょう。
ビーチによっては、ヌーディストエリアやゲイエリアがある
バルセロナに限ったことではありませんが、ヨーロッパのビーチでは「ヌーディスト」「ゲイ」「ノンケ」などのようにエリアが区分けされていることがあります。
この区分けは緩やかなもので、例えば着衣の人がヌーディストエリアにいても基本的には問題ありません。ただ、エリア内で写真を撮るのはマナー違反になることも多いので、気をつけておきましょう。
それぞれのエリアは「ここからここまで」といった感じで明確に線引きされているわけではなく、基本的には看板などもありません。「だいたいこのあたり」といった暗黙の了解で成立しています。
荷物は必要最小限にとどめる
バルセロナのビーチで治安を心配する必要はありませんが、置き引きなどもあるため荷物は必要最小限にとどめておきましょう。ビーチタオルとサングラス、日焼け止めクリーム(SPF50をおすすめします!)のほか、ビールを飲むための小銭があれば十分です。メインの財布やクレジットカードはホテルに置いておきましょう。パラソルはビーチ近くのお店で購入するほか、レンタルすることもできます。
海に行くのに、頑張る必要はありません
夏がとても長いスペインでは、海でのんびりするのが定番の過ごし方。ちょっと近くで泳いでくるといった風情で、ビーチタオルやビールを片手に電車やバスに乗りこむ人の姿を多く見かけます。
バルセロナで海に行くメリットは、この「海に行くために頑張らなくていい」という点につきます。日本から長時間かけてスペインに来て、さらに飛行機を乗り継いでリゾート地に行くのはそれだけで疲れるし、さらに滞在時間が削られて忙しくなるようであればバカンスとしては本末転倒です。
その点、バルセロナのビーチなら観光の途中でも気軽に立ち寄ることができます。何も用意していなくても、近くで水着とビールを買えばそれだけで十分。観光で疲れてしまったら、街歩きを切り上げて浜辺でゆっくりするのもいいでしょう。
ガウディの建築群や美術館などの観光地と両立でき、しかも気軽に地中海のリゾート気分を楽しめる。それがバルセロナのビーチの最大の魅力です。南国ののんびりとした気分を、ぜひ味わってみてくださいね。
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