ハノイに行ったらこれ食べて! 絶品ローカルフード5選
ベトナムを旅する楽しみの一つが安くておいしいベトナム料理の食べ歩きではないでしょうか。南北に細長いベトナムは、地域によって気候と食文化がかなり異なるのが大きな特徴です。北部ハノイと中部ダナン、南部ホーチミンと場所や気候が異なれば、料理ががらりと変わります。今回は美食の国、ベトナムでも特にハイレベルなグルメが楽しめるとして知られるハノイでぜひ味わいたい名物料理を紹介します。
白身魚を炒めて味わう「チャーカー」
チャーカーとは、雷魚などの川魚のブツ切りにしてターメリックをまぶして炒め揚げたものに、たっぷりのディルと青ねぎを加えて、米粉の丸麺ブンと一緒に食べるハノイのテッパングルメ。外はカリカリ、中身はふわふわがやみつきになる料理です。
オーセンティックなベトナム料理を得意とするレストラン「ホーム」の洗練を極めたチャーカーは、川魚が苦手な人も開眼すること間違いなしのお勧めのレストランです。フランス統治時代の雰囲気を楽しみながらベトナム料理を満喫できます。
Home Hanoi Restaurant
住所:34 Châu Long, Trúc Bạch, Ba Đình, Hà Nội
電話:+84 243 939 2222
営業時間:10:00 – 14:00 | 17:00 – 22:00
https://hanoi.homevietnameserestaurant.com
お昼の定番、つけ麺「ブンチャー」
ハノイで炭焼き豚肉のつけ麺「ブンチャー」を食べないわけにはいきません。あっさりとした甘酢スープにこんがり炭火でグリルされた豚肉と豚のつくねが豪快に入っています。そして別皿にたっぷり盛られた香草をドバッとスープに投入して麺に絡ませていただきます。
屋台から老舗店まで街のあちらこちらで「Bun Cha」という看板を見かけます。しかしブンチャーは一般的にランチ時に食べる麺料理なので、夜まで営業している専門店は多くありません。夜だってブンチャーが食べたい! という人は、旧市街の北に位置する「ブンチャー・タ」へ。ボリューム満点で付け合わせの揚げ春巻きも揚げたてでサクサク。満足度はかなり高いです。食べ過ぎにご注意!
Bun Cha Ta
住所:21 Nguyễn Hữu Huân, Lý Thái Tổ, Hoàn Kiếm, Hà Nội,
電話:+84 966 848 389
営業時間:8:00-22:00
http://www.bunchata.com
やっぱり「フォー」も外せません!
ベトナムに行ったら、やっぱりフォーは食べたいですよね! ちなみにフォーはハノイ生まれのソウルフードです。日本では鶏肉のフォー・ガーが主流ですが、本場ハノイでは牛肉のフォー・ボーが一般的で、牛肉も半生肉や火を通したもの、またハーフアンドハーフに牛バラ、フィレ肉など、自分好みにチョイスします。味にうるさい現地人もおすすめするのが、フォー・ボー専門店の「フォー10」。
場所は、ハノイ大教会前のLy Quoc Su通りの10番地。オレンジ色の看板が目印です。店内はいつも混雑しているのでローカル感漂っていますが、清潔感もあるので旅行者でも安心して食べられます。メニューもベトナム語の下に英語表記されています。牛をじっくりと煮込んだスープは、備え付けのライムをチュッと絞ればさらに味が引き締まります。1杯6万ドン(約300円)はローカル価格としては高めですが、本場のフォー・ボーを味わうには、好立地なのでおすすめです。
Phở 10 Lý Quốc Sư
住所:10 Lý Quốc Sư, Hoàn Kiếm, Hà Nội
営業時間:6:00 – 22:00
https://pho10lyquocsu.com
カニ出汁が絶品の麺「バインダー・クア」
ベトナム北部の港町ハイフォン発祥のカニ汁麺「バインダー・クア」。「バインダー」は、サトウキビ入りの米粉平麺のことで「クア」はカニ。ホアンキエム湖南のハイバーチュン地区にある「アンビエン」は、お洒落な雰囲気でハイフォン名物の麺料理などを提供しています。
メニューは写真と英語、日本語でも表記されています。カニを甲羅ごと潰した濃厚なカニ出汁にトマトなどの野菜を煮込んだスープは少し甘めで優しい味。魚のさつま揚げ、揚げ豆腐、野菜、豚肉、カニのすり身など、麺が見えないほどの具沢山で6万5千ドン(約320円)はお得。日本ではまずお目にかからない逸品なので、ぜひ食べておくことをおすすめします。
An Bien Eatery
住所:111 Triệu Việt Vương, Bùi Thị Xuân, Hai Bà Trưng, Hà Nội
営業時間:8:00-21:30
http://anbieneatery.com/
ベトナム風かき氷「チェー」
ベトナムのローカルスイーツといえば「チェー」。路上や専門店で気軽に食べることができるスイーツです。果物や寒天、甘く煮た豆や蓮の実などの具材を混ぜて食べるチェーは、温かいものと冷たいものがあります。温かいチェーは日本のぜんざいのようなもので、冷たいチェーはクラッシュアイスとシロップをかけて食べるカキ氷のような感覚です。どちらもバリエーションが豊富です。
ハノイならハノイ名物のフルーツチェー「ホアクアザム」をぜひ。「安南パーラー」のホアクアザムは、マンゴーやスイカ、ドラゴンフルーツなど色とりどりのカットフルーツに、黒い仙草ゼリーが入った贅沢なチェー。クラッシュアイスは別添え。お好みで調整します。ココナッツミルクの優しい甘みとのハーモニーが生み出す新しい美味しさです。お値段は8万ドンと少し高めですが、路上のものはちょっと心配という人におすすめ。そして何よりこのボリュームならきっと満足するはずです。店内ではお土産類も販売しています。
An Nam Parlour
住所:24 Hàng Vải, Hàng Bồ, Hoàn Kiếm, Hà Nộ
営業時間:9:00-19:00
https://annamparlour.com
番外編 蓮の名産地ハノイで食べる「ハス料理」
ベトナムを代表する花は「蓮」。特に6〜7月にかけてハノイの西湖に咲く大輪の蓮の花は撮影スポットとしても有名です。そんなベトナムでは蓮の花を愛でるだけでなく、その花から作るロータスティー(蓮茶)、実を砂糖漬けにしたお菓子、茎をサラダにした料理など、蓮の全てを美味しくいただきます。
蓮の料理ならホアンキエム湖の西側にある「センテ・フレーバー オブ ロータス」へ。ここでは前菜からメイン、デザートに至るまで全ての料理に蓮を使った蓮尽くしの創作料理をいただけます。細い路地の奥に立つフレンチヴィラを改装した隠れ家のような素敵なレストランです。
SENTE – The Flavour Of Lotus
住所:20 Nguyễn Quang Bích, Hoàn Kiếm
営業時間:10:00-14:00, 17:00-21:00
https://www.facebook.com/sente20.vn
日本でも人気のベトナム料理ですが、ぜひ本場でベトナムグルメを味わってください!次の連休はハノイ旅にでかけてみてはいかがですか?
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