投稿者 : 佐智子 美濃羽、投稿日 2018 年 2月15日

飛行機・車・船の移動がセットになった、お得なチケットでタイの秘島、タオ島へ!

タイのビーチは、世界中の旅人にとって憧れの場所。離島ともなれば、その美しさは別格です。アクセスが大変でなかなか気軽に行けないというのが難点ですが、そんな悩みを解決してくれる便利なチケットがあることをご存知でしょうか?

エアアジアの「アイランド・トランスファー(Island Transfer)」と、ノックエアーの「フライ・イン・フェリー・サービス(Fly’n’Ferry service)」は、タイ国内の航空券、船着き場までの車移動、乗船券がすべて含まれたチケット。現地での車探しや値段交渉などの心配も不要で、目的地まで簡単に行くことができます。

アイランド・トランスファーでタオ島へ!

今回はエアアジアのアイランド・トランスファーを利用して、タイで一番美しいと言われるタオ島へ行ってきたので、詳細をご紹介いたします。

チケットの購入はエアアジアのホームページから。出発地に「バンコク-ドンムアン(DMK)」を選択し、目的地に「タオ島(シートラン桟橋)(1AH)」を選択すればOK。日本語にも対応しています。ただしタイ国内のサービスのため、出発地を日本国内にすると検索にヒットしないのでご注意を。今回は、成田~バンコク(ドンムアン)の往復チケットと、バンコク(ドンムアン)からタオ島までの往復チケットを分けて購入しました。

ノックエアーのフライ・イン・フェリー・サービスは、ノックエアーのホームページから予約が可能(タイ語・英語対応)。日本発着のノックスクートには対応していません。

エアアジアの飛行機

バンコクからタオ島へ行くには、タイ航空かバンコク・エアウェイズでサムイ島まで飛び、サムイ島から船でパンガン島を経由してタオ島へ向かうというのが一般的ですが、アイランド・トランスファーは、エアアジアが発着している地方空港を利用します。時間は若干かかりますが、かなりリーズナブルに行くことができます。

【チケットの内容】

■往路
6:50…ドンムアン空港(バンコク)発→8:00…ナコン・シー・タマラート空港着
9:00…ナコン・シー・タマラート空港発→10:30…ドンサク港着
11:00…ドンサク港発→14:30…シートラン桟橋(タオ島)着

■復路
9:00…シートラン桟橋(タオ島)発→13:00…ドンサク港着
13:15…ドンサク港発→15:00…スラタニ空港着
17:50…スラタニ空港発→19:00…ドンムアン空港着

※金額は季節によって差があると思いますが、手荷物15kgを付けて4,854タイバーツ(約17135円)でした。

ドンムアン空港内のチェックインカウンター

チェックインは通常通り、バンコクのドンムアン空港内のチェックインカウンターで行います。飛行機に乗り込み、第一目的地のナコン・シー・タマラート空港へ。空港に到着したら専用カウンターでアイランド・トランスファーを利用していることを伝え、車と船のチケット、シールをもらって車へと移動します。

専用カウンター

他の乗客たちが大型バスに乗り込む中、専用の小型バンが用意されていたので、とてもラクでした。

小型バン

小型バンが用意されていなかったら乗っていただろう大型バスがこちら(写真は帰りのバス)。どのバスに乗れるかで快適さは変わってきますが、プライベート感のあるバンのほうが安心感では上でしょう。

大型バス

もらったシールは車や船に乗る際にスタッフが該当者を探す手がかりとなるので、しっかり目立つところに貼っておきましょう。

ドンサク港からの船は、他の旅行者と同じ。タオ島、パンガン島、サムイ島を結ぶ連絡船に乗船します。船にもいくつか種類があるのですが、私が乗ったのは2番目に早い船だそうです。

ドンサク港からの船

ちなみに、復路は1番早い船でした。船の差は、チケットを買う際の値段とスケジュールによるものです。

ドンサク港からの船

往復とも海が穏やかで、船の中は快適。船の移動は1~2時間くらい。途中の島で人や物の出し入れがあって、のんびりとしたスケジュール。島に来た~という感じがします。

極上リゾートでタオ島を満喫

タオ島での宿泊先は、せっかくなのでラグジュアリーなリゾートホテルをチョイス。「ハード ティアン ビーチ リゾートHaadtien Beach Resort」は、タオ島随一の美しさを誇るシャークベイに建つ自然派リゾートです。

シャークベイ

ナチュラルで落ち着きのあるヴィラは、ゆったりとした時間を過ごすのにぴったり。ヴィラ同士の間隔も広く、プライベート感があります。

プライベート感があるヴィラ

なかにはプール付きのヴィラも。夜中に星を眺めながら入ったり、プールサイドでアルコールを飲みながらのんびりしたりするのも気持ちよさそうです。

プール付きのヴィラ

室内も自然を意識したナチュラル&ラグジュアリーな空間。ベッドの上に吊られた蚊帳もロマンチックです。クーラーやテレビなどは目立たないように設置され、すっきりしたデザインながら快適さがキープされているのも嬉しいポイントです。

ヴィラ内部

屋根からヤシの木が突き出しているヴィラがいくつかあるのですが、これはヤシの木を切らずにリゾートを建てたからだそう。木を残すほうがコストも手間もかかりますが、先に生えていた木を優先する意識が素敵だと思いました。

屋根からヤシが突き出たヴィラ

敷地内には、3つのレストランにプール、スパはもちろん、ダイビングショップとスキューバーの練習用プールも完備されています。ダイビングスポットとしても人気のエリアなので、豊かな海中世界を覗いてみるのも楽しそうです。

ビーチ

レストランもたくさんあるので、食事の心配はありません。リゾートから一歩もでないで一日を過ごすというのも贅沢です。

ビーチを臨むレストラン

ハード ティアン ビーチ リゾート
住所:19/9 Moo 3, Haad Tien (Shark Bay), Koh Tao, Surat Thani 84360
電話:+66-7745-6580

タオ島で一番人気のビーチも、どこかのんびり

せっかくなのでタオ島観光もしようと思い、島で一番の賑わいを見せるサイリービーチへ行ってきました。ここはサンセットのベストスポットとしても有名。夕方にかけて多くの人がやってくるのですが、それでもリラックスした雰囲気。島ならではの、ゆったりとした時間が流れています。

タオ島サイリービーチ

海沿いのお店にはサンセット目当てのお客さんがたくさん。海沿いの席は早めにキープしたほうが良さそうです。

夕日が海に沈むまでは30分ほど。とても短い時間ですが、何も考えずにぼーっと眺めているだけで落ち着きます。

サイリービーチにはいくつかのバーやレストランが並んでいますが、喧騒とは無縁のまったりとした雰囲気。飛行機でのアクセスができない不便さが、こうした静かな雰囲気を残しているのだと思いました。タオ島は、のんびりとした島旅を求めている人におすすめの島です。

初めて利用したアイランド・トランスファーは、時間はかかりますが何もかもインクルードされている便利さ・楽さを実感できました。今回の旅で私と同じアイランド・トランスファーを使用した乗客は、行きが4名、帰りは2名。少人数だったので、車の中も快適でした。

タオ島以外にもさまざまな場所へ運行しているので、タイ国内のアクセス方法の一つとして候補にいれてみてはいかがでしょうか?

アイランド・トランスファー(Island Transfer)
https://www.airasia.com/my/en/our-connections/island-and-city-transfers.page

フライ・イン・フェリー・サービス(Fly’n’Ferry service)
https://content.nokair.com/en/Booking/Where-we-fly.aspx

※1タイバーツ=3.53円(2017年12月19日、三菱東京UFJ銀行 T.T.Sのレート)

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