投稿者 : Sayaka KAWABE、投稿日 2019 年 12月19日

香港のグルメインフルエンサーおすすめ!新旧・湾仔エリアの朝ごはん

朝から外食が主流のアジアでは、ローカルな朝ごはんを体験したいもの。今回紹介する香港では、グルメインフルエンサーとして人気のGloria Chung さんが、地元色の濃い湾仔(ワンチャイ)エリアの新旧おすすめスポットを紹介してくれました。3軒ハシゴも可能なので、ぜひ一度に回ってみて!

ローカル御用達。湾仔で50年の歴史を誇る老舗茶餐廳

茶餐廳(チャーチャーンテーン)というのは、喫茶と軽食を兼ねた飲食店で香港に昔からあるカフェレストランのこと。香港ならではの食文化に触れられる場所として、ローカルはもとより多くの観光客に愛されています。湾仔にある「豪華咖啡茶廳」は、その中でも老舗の一つです。

豪華咖啡茶廳

お店に着いたのは8:00前でしたが、お店の中はすでにごった返す盛況ぶり。私達が入って満席になっても、テイクアウトを利用する人が、ひっきりなしに訪れます。

練乳とピーナッツバターが乗ったトースト

今回はGloriaさんのおすすめメニューを試してみました。練乳とピーナッツバターが乗ったトースト(奶醬包、9香港ドル)に、コンビーフと卵のサンドイッチ(餐蛋治、14香港ドル)、バターたっぷりのフレンチトースト(西多士、19香港ドル)。エバミルクを使った濃厚な香港式ミルクティーは、これらとの相性が抜群です。紅茶とコーヒーをミックスしたユンヨンチャー(アイス鴛鴦茶、18香港ドル)は、香港ならではの飲み物。好き嫌いが分かれるメニューですが、体験してみる価値はあると思います。

豪華咖啡茶廳 の朝食
MarriottBonvoy-HK7s-005 ©マリオット・インターナショナル

ほぼ時を同じくして、麺類が運ばれてきました。このお店にはセットメニューがないので、すべて単品で注文したものですが、香港の茶餐廳ではパンと麺類がセットになった朝食メニューをよく見かけます。麺は複数の種類から選べるのが普通で、このお店でも麺(卵を混ぜた麺)、米粉(ビーフン)、通粉(マカロニ)が用意してありました。Gloriaさんのイチオシは、サテ味の牛肉麺(沙嗲牛肉麺22香港ドル)だそうです。

物価の高い香港で、リーズナブルにローカルフードを楽しめる茶餐廳は、まさに旅行客の味方。あれもこれも食べたくなってしまいますが、決して一品が少ないわけではないので、胃袋とよく相談しましょう。

豪華咖啡茶廳
住所:226 Johnston Road, Wan Chai, Hong Kong
電話:+852 2574 3069
営業時間:5:00〜19:00
休み:なし

香港の定番、エッグタルトと中国茶もおしゃれに進化中

エッグタルトは香港を代表するスイーツ。香港ではタルト生地の“香港式”とパイ生地の“マカオ式”の両方が売られており、どちらを選ぶかは好みが分かれるところです。いずれにしても甘い物好きなら外せないでしょう。

Gloriaさんが教えてくれたのは、そのどちらでもないタイプ。「Bakehouse」というベーカリーカフェが作っているサワードウ・エッグ・タルト(SOURDOUGH EGG TART、12香港ドル)です。

サワードウ・エッグ・タルト

「Bakehouse」は2018年1月オープン。シェフのGregoire Michaud’s氏は、香港の有名ホテルのペストリーシェフを務めた経歴の持ち主で、その味を求めて連日多くのファンが詰めかけています。

「Bakehouse」シェフのGregoire Michaud’s氏

今回食べたエッグタルトはサワードウ(酸味と独特の風味が特徴のパン)という名がついていますが、酸味はほとんどなく優しい味わい。サクサク軽い食感でプリンのようなカスタードとよく合います。ペロッといけるので食べ歩きにも最適です。

Bakehouse
住所:14 Tai Wong Street East, Wan Chai, Hong Kong
電話 非公開
営業時間:8:00〜17:00、土日祝9:00〜
URL:https://bakehouse.hk/

次にGloriaさんの案内で訪れたのは、おしゃれな店内で各国の茶をいただけるティーカフェ 「BASAO Tea」。2018年11月にオープンしたばかりの新しいお店です。中国茶がメインですが、煎茶や抹茶などの日本茶や、インドやイギリスの紅茶などもラインナップされていました。

ティーカフェ 「BASAO Tea」
MarriottBonvoy-HK7s-070 ©マリオット・インターナショナル

このお店の特徴は、ブレンドではなく単一農園で育てられた茶葉を使用していること。コールドブリュー(水出し)のメニューがあるのも、蒸し暑い香港では嬉しいポイントです。

お店は湾仔から少し歩いて坂を登った月街(ムーンストリート)の一角にあります。エッグタルトのあとの1杯を求めて、少しだけ足をのばしてみてください。

BASAO tea
住所:17 Moon Street, Wan Chai,Hong Kong
電話:+852 2952 3313
営業時間:8:00〜19:00、土日祝10:00〜
休み:なし
URL:https://basaotea.com/

湾仔エリアまですぐ!ステイ先は香港発のシティリゾートが狙い目

湾仔エリアを回るには、やはり香港島のホテルに泊まるのが便利。中でもおすすめしたいのが2018年10月にオープンしたシティリゾート、香港海洋公園マリオット・ホテルです。

香港海洋公園マリオット・ホテル

場所は香港島の中心地、アドミラルティ(金鐘)からMTR サウスアイランドライン(南港島線)で1駅3分、香港海洋公園駅直結という好立地。金鐘までたどり着けばMTR の湾仔駅まで1駅、または徒歩も可能です。

香港海洋公園駅直結

高層ホテルが主流の香港ですが、「香港海洋公園マリオット・ホテル」は5階建て。ピア棟、クラブ棟、マリーナ棟の3つの棟から構成されていて、真ん中にラグーン・プールを望むことができます。ゆったり開放感があるので、刺激的な香港の街を楽しんだ後にクールダウンするのにぴったり。また、「香港海洋公園(オーシャンパーク)」に隣接しているので、家族連れにも最適です。

棟によって雰囲気が大きく変わるので、大人同士の滞在はクラブ棟、ファミリーはピア棟、マリーナ棟と、目的に合わせて客室を選ぶといいと思います。

Hong Kong Ocean Park Marriott Hotel - Redd Forest Bedroom
Hong Kong Ocean Park Marriott Hotel – Redd Forest Bedroom ©マリオット・インターナショナル

今回Gloriaさんが教えてくれたのは、いずれも香港らしさが詰まった場所でした。古いものと新しいものが共存する香港は、いつ訪れても発見がある魅力的な街。これからも目が離せません。

香港海洋公園マリオット・ホテル
住所:80 Wong Chuk Hang Road, Aberdeen, Hong Kong
電話:+852 3555 1688

ナビゲート:Gloria Chung さん(インスタグラム @foodandtravelhk)

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取材協力:香港海洋公園マリオット・ホテル