投稿者 : 直子 澄田、投稿日 2016 年 5月30日

エコノミーにちょい足しでワンランクアップ!デルタ航空のコンフォートプラスのメリットを検証

歳を重ねる毎に、ロングフライトの辛さが身に染みる昨今。可能なことならビジネスクラスに乗りたいけれど、そうも言ってはいられません。そこで今回は、エコノミークラスの料金にちょっとだけ追加で支払うことで利用できる、デルタ・コンフォートプラスを利用してみました。果たしてアップグレードする価値があるのか、レポートしてみたいと思います。

ラスベガスへは空港までのアクセスが良い羽田発ロサンゼルス便が便利

今回、ラスベガスを起点としたグランドサークルの旅のフライトとしてデルタ航空を選んだのは、羽田発で便利なフライトスケジュールだったから。残念ながら現在日本とラスベガスを結ぶ直行便はありません。なので、ロサンゼルスかサンフランシスコなど、西海岸の大都市で乗り継ぐのがメジャーな行き方なのですが、いくつか比較検討した結果一番時間的なロスがなかったのが、デルタ航空の羽田発ロサンゼルス行きを利用した場合でした。現在、デルタ航空が運航するのは羽田発を深夜に出発し、ロサンゼルスで乗り継いで、ラスベガスには前日の夜到着するスケジュールです(日付変更線をまたぐため)。帰国便はラスベガス発が13時過ぎ。ロサンゼルスで乗り継いで羽田着が翌日22時25分。都内近郊ならば終電で帰ることができる時間帯です。月~金まで休みをとれば、9泊10日、最大限休みを活かせるスケジュールでした。

なお、このスケジュールは2016年10月から少し変わり、往路は羽田発17時半頃、復路は羽田着16時頃となるようですが、16時頃羽田着ならばそのまま地方都市へ乗り継げる便の選択肢が増えるので、東京以外に住んでいる人には嬉しいスケジュールとなります。

早速コンフォートプラスを予約してみる

デルタ・コンフォートプラスは、エコノミークラスの航空券を購入した後でも、デルタ航空のウェブサイトから追加で購入することができます。

申し込みは片道単位。懐に余裕のある方はもちろん往復アップグレードすればいいのですが、なにぶん予算に限りのある身。どちらか片道選ぶとしたら、断然帰国便(ロサンゼルス発東京行き)がオススメです。なぜなら乗っている時間が長いから。気流の関係で、日本からアメリカに向かうよりもアメリカから日本へ向かう方がフライト時間は長くなります。例えば、東京発ロサンゼルス行きは10時間35分のフライト時間なのですが、ロサンゼルス発東京行きは12時間15分。1時間20分も長いのです!だけど、片道分のアップグレード料金は同じ。ほら、なんか得した気分でしょ?

早速ウェブサイトにアクセスして、デルタ・コンフォートプラスを購入。同時に座席の予約も可能です。搭乗当日、座席に空きがあればチェックインカウンターで申し込みも可能なようです。

シートピッチはプラス10.2㎝。足がピンと伸ばせる余裕の広さ

ここからは実際にコンフォートプラスのリポートをしてみましょう。コンフォートプラスは、デルタ航空の日本発着便の全てのメインキャビン(エコノミークラス)の前方3〜5列目に配置されています。エコノミークラスで一番辛いのは、身動きのとりづらさではないでしょうか。

デルタ航空 コンフォートプラス

コンフォートプラスは従来のエコノミークラスよりもシートピッチが最大で10.2㎝広くなっています。

デルタ航空 コンフォートプラス

10.2㎝の違いというのは結構大きくて、例えば身長160㎝の私が足をピンと伸ばしてこんな感じ。

デルタ航空 コンフォートプラス

これなら足をばたばたできるし、窓側の席の場合、トイレなどで席を立つときに、隣の人によけてもらう必要がなくずいぶん気分的にラクになります。リクライニング角度は1.5倍。エコノミーよりも深く身体を横にして休むことができるので、長時間フライトもずいぶんラクに感じます。

優先搭乗で一早く機内へ

シートピッチの次にメリットと感じるのが優先搭乗。ビジネスクラスや上級会員に次いで機内に案内されるので、ゲート前での待ち時間がかなり短くなります。個人的には、乗るときよりも降機時に、よりメリットを感じます。大きな空港だと入国審査に長蛇の列、ということも。特に審査が厳しくなっている昨今、時間以上かかってしまうことも。早く降りられれば、まだ行列の少ないうちに入国審査場まで辿り着くことができるのでかなり時間を節約できます。

東京=ロサンゼルス路線では特別なスリーピングキットをゲット♪

デルタ航空では、長距離国際線の場合エコノミークラスでもアイマスクと耳栓が配布されますが、エコノミープラスでは、通常のキットに加え歯ブラシもついています。歯ブラシは例によってアメリカンサイズですが、飛行機を降りたときとか、ちょっと歯を磨くのに手元にあるとうれしい。

スリーピングキットの中はこんな感じ。

[one_half]スリーピングキット[/one_half]

[one_half_last]スリーピングキット中身[/one_half_last]

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ちなみにデルタ航空はエコノミークラスでも一部を除き、ビール、ワインなどのアルコール類が無料。またコーヒーは、スターバックスのパイクプレイスⓇロースト。うーん、さすが、香り高い。機内で美味しいコーヒーが飲めると少し幸せな気分になります。

さて、気になるお値段ですが、東京〜ロサンゼルス間で片道16000円程度。12時間分の快適が16000円ならば、時間的にも機内での快適度もかなり違うので、アップグレードする価値は十分にある!というのが正直な感想でした。

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[one_half_last]スターバックスのパイクプレイスⓇロースト[/one_half_last]

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取材協力:デルタ航空