バンコクで絶対行きたいショッピングモール5選
バンコクはお買い物天国。個性的なショッピングモールが激しい競争を繰り広げています。
その中から、観光客なら絶対に足を運んでみたい5つのショッピングモールをセレクト。それぞれの魅力をご紹介します。
まるでびっくり箱! MBKセンター(マーブンクロンセンター)
続々と大型ショッピングモールが誕生するショッピングパラダイス・バンコク。しかし、規模の大きさ、店舗数の多さ、ラインナップの豊富さではここに勝るモールはありません。1985年開業の老舗ショッピングモールのMBKセンター(MBK Center)こと、マーブンクロンセンターです。
日本人のみならず、世界各国の観光客から支持されているMBKは8階建て、総売り場面積は東京ドーム2個分にあたる約89,000㎡。この巨大な売り場に約2,500店もの店がひしめきあい賑わう光景はいつ来ても圧巻です!
店の業種は多岐にわたり、「秋葉原の電脳街+浅草の仲見世+渋谷の109」といえばわかりやすいかもしれません。洋服、下着、靴、バッグ、アクセサリー、ジュエリー、カメラ、絵画、土産品、インテリア小物・雑貨、携帯電話、デジタルガジェット、食品といった物販のお店から、マッサージ、美容皮膚、レストラン、ファーストフード、フードコート、イベントスペースまで揃っています。一部のジュエリーや金などを除けば高級品は少なく、ほとんどが手頃な価格のアイテムばかり。チープでプチプラ、B級の魅力にあふれた楽しいグッズを探したい方には見逃せないモールです。
4Fのスマホ関連の店は要チェック!
洋服や雑貨類の店もたくさんありますが、お勧めしたいのはスマホ関連の店がずらりと並ぶ4F。SIMフリーの格安スマホや可愛らしいデザインのスマホケースなどを探すにはうってつけの場所です。
1階のイベントスペースも要チェック。いつも必ず何かのセールを実施しています。特に下着のセールは頻繁に開催されているので、プチプラの可愛い下着をお探しの方は見逃せません。
最寄り駅は、BTSのナショナルスタジアム駅。4番出口から直結しています。入り口に入店している東急百貨店も時間があればぜひ。タイに根付き、ほぼタイ化したローカルな品揃えを楽しめますよ。
MBKセンター/マーブンクロンセンター(MBK Center)
公式サイト(英語):http://www.mbk-center.co.th/
アクセス方法:BTSのナショナルスタジアム駅4番出口から直結
フロアごとの個性を満喫できる!ターミナル21
2011年にオープンしたBTSアソーク駅に直結する大型ショッピングモール・ターミナル21(Terminal21)。
物販のお店のほか、スーパーマーケット、映画館、フードコート、レストラン街などを備え、ターミナル21の出現によりそれまでちょっぴり地味だったアソーク界隈の雰囲気が一変しました。MTR(地下鉄)スクンヴィット駅が利用できることもあり、多くの観光客を惹きつけるショッピングエリアとなっています。
フロアごとにテーマがあって世界の主要都市をイメージ
ターミナル21の楽しさは、なんといってもそのコンセプトのユニークさにあります。名称通り空港のターミナルをイメージし、標識やサイン、レイアウトなど随所に空港らしさを演出。またそれぞれのフロアには、例えば東京なら大きな招き猫、ロンドンならダブルデッカー(2階建てバス)、サンフランシスコならゴールデンゲートブリッジといった具合に、その都市をイメージさせる大きなオブジェが置かれ、写真撮影用のスポットとして大人気。照明やトイレに至るまで、都市のイメージが表現されています。
各フロアのテーマを紹介すると、スーパーマーケットや飲食店が広がるLGはハワイ、ファッションの店が並ぶGFはローマ、ファッションやホームスパなどの店が多いMFはパリ、レディス向けブティックがずらりと並ぶ1Fは東京、メンズファッションの小さな店が集結した2Fはロンドン、靴やアクササリー、小物類の小さな店が並ぶ3Fはイスタンブール、レストランやフードコートが広がる4F・5Fはサンフランシスコなどなど。
全館くまなく楽しめるターミナル21の中でも、ぜひお勧めしたいのが3Fのイスタンブールのフロア。ここには、ウイークエンドマーケットで人気のファッションブランドも店を構え、個性派アイテムには事欠かないフロアとなっています。
安くておいしい、そして清潔なフードコート
そして、ぜひとも利用したいのが5Fのフードコート。
バンコクの大型ショッピングモールには必ずフードコートが設けられていますが、種類の豊富さと価格の安さ、そして美味しさではここターミナル21のフードコート「PIER21」に勝るところはありません。
カオマンガイもクイッティオもガパオライスもほぼ1皿35バーツ前後。道端の屋台よりも安い価格設定なのです。だからといって量が少ないということもありません。食器やカトラリーもきれいで、安心して食べられます。
利用するには専用のカウンターでクーポン(カード)を購入し、その上で各店で料理を注文しましょう。ただし、いつも大変な人気で、特には昼時には席を探すのが一苦労。一番混雑する12時から1時過ぎの時間帯を避けて利用するのが賢明です。
トイレも一度のぞいてみてください。全室シャワートイレ付きで、広くて清潔。覚えておいて損はありません。個性的なコンセプトと買い物の楽しさに満ちたターミナル21。バンコクに来たらぜひとも出かけてみたいショッピングモールの一つです。
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ターミナル21(Terminal21)
公式サイト(英語):http://www.terminal21.co.th/home/en
アクセス方法:BTSアソーク駅に直結[/one_half]
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バンコク夜のショッピングならアジアンティーク
続いてご紹介するのは、夕方16時以降にオープンする人気のショッピングモール、アジアンティーク ザ リバーフロント(ASIATIQUE The Riverfront)。
2012年4月にオープンし、その名前からわかるように、チャオプラヤ川沿いに位置するショッピングモールで、BTSのサパーンタクシン駅から直行する船(無料)に乗船します。10分ほどで到着するアジアンティークのシンボルといえるのが、大きな観覧車。といっても、アジアンティークは単なる遊園地ではありません。たくさんの小さな店が軒を連ねるナイトマーケットがその実態です。
19世紀、まだタイが「シャム」と呼ばれていた時代に貿易や木材加工の拠点として賑わったエリアの再開発の拠点として誕生したモールで、元倉庫という趣を感じさせながらも、きれいに整備されたマーケット内は、10の倉庫エリアに分かれています。工芸品や土産品、雑貨などのショップが約1,000店、洋服や服飾雑貨などファッション関連の店は約500店とお店の密集度や賑わいはまさに「マーケット」そのものです。
ショッピングはもちろん、ここに来たらぜひ乗ってみたいのが観覧車。料金は、1回4周で250バーツ(約800円)。観覧車からバンコクの夜景を一望にできる体験は貴重です。
また、40店揃ったレストランの中からお気に入りのお店を見つけて、夜風にあたりながら食事をするのも一興です。人気の店はいろいろありますが、ファッション感度の高いタイ人の間で人気を得ているのが、「Happy Fish」。チャオプラヤー川の景色を見ながら、魚料理を食べ、ヒューガルテン(小麦でできたビール)を飲むのが流行りなのだとか。
そのほかにも「鉄板焼やきとり 花ちゃ花ちゃ」やシーフードを中心にしたタイ料理店「コーダン タレー」、マンゴーを使ったデザートが人気の「スィート・リップ」など話題の店が目白押し。さてあなたはどのお店を選びますか?
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アジアンティーク ザ リバーフロント(ASIATIQUE The Riverfront)
公式サイト(英語):http://www.thaiasiatique.com/index.php/en/
アクセス方法:BTSのサパーンタクシン駅から船(無料)を利用
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水族館からスーパーまで何でも揃う!サイアムパラゴン
BTSのサイアム駅直結の大型ショッピングモール、サイアムパラゴン(Siam Paragon)は、いまバンコクでもっとも混み合っているショッピングモールといえる人気スポットです。2005年のオープン以来ますます人気が高まり、土日には大混雑といってもいいほどの賑わいを見せています。
サイアムパラゴンの魅力は、高級ブランドから高級レストラン、気軽に買いやすい洋服や雑貨、フードコート、さらには水族館、映画館、スーパーマーケットに至るまで、多彩な「顔」を備えている点にあります。ラグジュアリーなブランドショップでウインドーショッピングをするもよし、スーパーマーケットで爆買いするもよし。丸一日をここで過ごしても飽きることがありません。
特筆すべきは、サイアム・オーシャンワールドの存在です。地下1階に広がるこの水族館には、ペンギンやサメを始めとした400種以上の海の生物を鑑賞することができます。単に鑑賞するだけでなく、水中観察ボートに乗ったり、4Dシアターで魚たちの生態を観察したりと、さまざまな楽しみ方が用意されているのです。
料金は、オリジナルチケットは990バーツ(約3300円)、平日アーリーバードチケット(正午までの入園)は890バーツ(約3000円)。ともにネットで事前購入すると10%引きになります。
センスの良いタイのお土産を買うなら、4Fの「エキゾチックタイ」の売り場へどうぞ。ハーンやターンといった人気のホームスパブランドのせっけんやコスメ、ベンジャロン焼き、地域振興事業のOTOPの製品、タイシルク製品、竹を使ったカゴや雑貨などが並んでいます。スーパーマーケットのグルメマーケットで、タイ料理の調味料やペーストもばらまき土産には最適。ここに来ればお土産に困ることはありません!?
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サイアムパラゴン(Siam Paragon)
公式サイト(英語):http://www.siamparagon.co.th/
アクセス方法:BTSのサイアム駅直結
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バンコクの最新ショッピングスポット、エムクオーティエ
オシャレスポットとして発展を遂げるBTS駅プロンポンのランドマークとして人気を集めているのがエムクオーティエ(EM Quartier)です。
駅の南側にあるショッピングモール・エンポリアムの姉妹にあたるショッピングモールで、エンポリアム2と呼ばれることもあるエムクオーティエ。白い流線型が特徴的なこのショッピングモールは、The Glass Quartier、The Helix Quartier、The Waterfall Quartierの3つの館から構成されています。初めての方にはちょっとレイアウトがわかりづらいので、入り口近くにあるインフォメーションカウンターでディレクトリーを確認することをお勧めします。
さて、エムクオーティエの魅力は、シャネルやプラダといった高級ブランドだけでなく、ZARAやH&M、ユニクロといったファストファッションから、世界各地のホットなブランドを集めたセレクトショップや日本のビームス、オシャレな文具や雑貨、衣類を集めたライフスタイルショップなど、エッジのきいたブランドがたくさん揃っていること。目新しい店が多いのです。
例えば、The Helixの4Fにある「アナザーストーリー」。文具やインテリア小物、バッグや洋服、美味しいパンとカフェなど、衣食住をトータルで提供するライフスタイルショップに足を踏み入れれば、そのセンスの良いセレクトにきっと魅了されるはず。
充実したレストランフロアも魅力的
充実したレストランフロアもエムクオーティエの大きな魅力。吹き抜けとなったThe Helixの6F~9Fが丸ごとレストランフロアなのです。しかも、傾斜のついた通路を螺旋状に歩いていくと、つのまにかフロアが変わっているという趣向をこらした設計です。レストランはタイ料理からベトナム料理、広東料理、日本料理、ハワイ料理、アイスクリームやケーキ、カフェなど全部で39店。
バンコクの町並みを楽しみながら食事ができるテラス席を設けているレストランも多いので、そうした条件も加味しながらお店を選んでみてはいかがでしょう?
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エムクオーティエ(EM Quartier)
公式サイト(英語):http://www.emquartier.co.th/
アクセス方法:BTS駅プロンポン直結[/one_half]
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Photo by 三田村蕗子
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