オウム公園は年間来園者数が 100 万人を超え、他では見られない動物のアトラクションが自慢です。オウム公園 (スペイン語で「ロロ パルケ」) は、その名の通り多種多様なオウムを飼育していることで有名です。カラフルなオウムは見ているだけで楽しめます。さらに、広大なペンギン園と長く延びる地下水族館はどちらも世界最大級です。
園内の鳥の檻は巨大なジャングルのよう。ここに 350 種を超えるオウムが飼育されています。鳥が放し飼いにされているカタンドラ ツリートップの橋を歩いて行くと、オウムだけでなくオーストラリアやアジアの何十種もの鳥がいます。
見逃せないのはペンギン プラネット。南極の日光と気温の状態を再現した人工生息地です。このガラスの檻には半島のように突き出た岩地があり、周囲を 600 m3 の水に囲まれています。この檻には毎日 12 t を超える新雪が投入されています。ここにいるフンボルト、エンペラー、イワトビなど種の異なるペンギンが見分けられるかどうか、試してみましょう。
園内ではライブ ショーを見る時間も確保しておきましょう。一日中、決まった時刻に開催されています。イルカ、シャチ、オウム、アシカが飼育員の指示に従ってびっくりするような芸を見せてくれます。
園内の海の生き物を違った角度から見るなら、巨大な地下水族館へ。ここは 7 つのテーマ別エリアでそれぞれ異なる水中の生態系を解説しています。ピラニア、サメ、カメ、タツノオトシゴ、さらにさまざまなサンゴやそこに棲む魚たちを見ることができます。
この動物園ではぜひウェスタン ローランド ゴリラを見に行きましょう。オスの群れとしては世界最大級です。ゴリラ園の面積は 3,200 m2にもおよび、自然の生息地を再現して草地や岩場、滝まであります。
オウム公園はプエルト デ ラ クルスから西へ 4.5 km に位置します。公園へは無料の電車がプラザ レイエス カトリコスから定期的に発車しています。動物園は年中無休です。近隣のシャム パークとの共通チケットを購入すると割引もあります。