ムンバイの街の喧騒をちょっと離れて、風光明媚なカマラ ネルー公園でリラックス。美しい夕焼けや色彩豊かな花壇で目を楽しませることができる上、子供に人気の遊具もあります。カマラ ネルー公園は、アラビア海を望むマラバー ヒルの中腹にある公園。公園の名前は、インドの初代首相ジャワハルラール ネルーの夫人の名前を由来としています。
園内に延びる木陰の小道を歩いていけば、手入れの行き届いた花壇や水景施設に続いています。アショーカ塔も探してみましょう。塔頂には、4 つの顔を持つ緻密なライオン像が立っています。ジャイアント ブーツは、靴に住んでいたおばあさんという童謡をモチーフにした遊具。きっと子供たちは、ブーツの中の階段を上って窓から顔を出し、夢中になって遊ぶことでしょう。
公園からは、近くのギルガウン チョウパティー (チョウパティー ビーチ) やバック湾のすばらしい眺めが楽しめます。夕暮れ時なら、ビーチや入り江を照らす夕日を見ることができるでしょう。日が暮れるとマリン ドライブに明かりが灯り、美しい夜景に変わっていきます。光が連なる様子が真珠の連なりに似ているので、地元の人たちはこの夜景を女王の首飾りと呼んでいます。
カマラ ネルー公園は年中無休。入場料は無料です。ボールを使うことが禁止されているので、園内は落ち着いた雰囲気。公園は、チャトラパティ シヴァージー ターミナスから車で 20 分。アクセスは、手頃な価格のオートリキシャやタクシーが便利です。列車の場合は、チャーニー ロード駅で下車し、徒歩 20 分で到着します。もっと活動的な気分なら、ナリマン ポイントからマラバー ヒルのふもとまで延びるマリン ドライブを歩きましょう。
カマラ ネルー公園を訪れるなら、マラバー ヒル地区のその他の観光名所にも行ってみては。空中庭園には、動物の形に刈り込まれた庭木が設置されています。ウォークシュワー寺院に行けば、12 世紀に造られたバンガンガ タンクの聖なる水で沐浴する巡礼者の姿を見ることができるでしょう。また、ギルガウン チョウパティーではヘビ使いの芸を見たり、ストリート フードに舌鼓を打ったりして楽しめます。