ブンデスハウスはスイス連邦議会が使用する印象深い議事堂です。ブンデスハウスの緑色のドーム屋根は、ベルンの街並みからひときわ高く上空に突き出ており、中央の一番高いドームも左右の若干小さめのドームも市街で上を振り仰ぐとすぐ目につきます。議事堂内では 1894 年~ 1902 年の間に作られた広い部屋べやを歩き、政治面、建築面での重要性について学べます。
議事堂前に立つと、まず立派な柱を持つ優美なファサード、巨大な切妻壁、緑色をした石灰岩でできた丸屋根が目を引きます。建物の外観と床面の穴からジェット水流を吹き上げる噴水の写真をお撮りください。ただし、噴き上げる噴水の上をうっかり通らないようご注意ください。冬季は広場内のアイススケートリンクへお出掛けください。議事堂の建物と噴水を夜見ると、蛍光色にライトアップされ、違った雰囲気を楽しめます。
議会の会期外には、この歴史ある建物を案内するガイド付きツアーが無料で用意されています。壁面を飾るアート作品についてはガイドの説明をお聞きください。スイス連邦議会が国の未来を形作る重要事項を決定する部屋べやを見学し、それぞれの素晴らしさを思い出に刻みましょう。メイン ロビーと討議室を歩きましょう。
ブンデスハウスは街の中心部にあり、広々とした広場がついているため、友人どうしの待ち合わせには最適です。この広場では、クリスマス マーケットなどのバザールが年間を通じてよく開催され、人々が喜々として買い物をしています。
一般傍聴席から議会討論を見学すると、語学スキルを鍛えることもできます。この壮大な建物の沿革をご確認ください。スイスとオーストリアで活躍する建築家ハンス・アウアーは、1902 年の公開に向け 19 世紀の終わりごろにこの建物を設計しました。
英語版ツアーは土曜日に催行しています。具体的内容、注意事項については、公式 Web ページでご確認ください。
ブンデスハウスは市街でも特に古くから開けた地域に立っています。アーレ川の褶曲 (しゅうきょく) 部のすぐ北にあり、周辺にはフランス教会などの歴史深いランドマークが多数集まっています。議事堂へは、バス、路面電車、ケーブルカー鉄道など、幅広い交通手段を利用できます。