中正公園は非常に広く、大沙湾の丘にある美しい自然に囲まれ、基隆の市街地を見渡せます。頂上まで登り、壮大な観音像と、港の絶景をお楽しみください。バンパーカーなどお子様が楽しめるアクティビティもありますので、家族連れでのお出かけにもぴったりです。
山道を歩いて登ると、両側に興味深い建物が見えてきます。道教の寺院のほかに、お腹を空かせた霊を鎮める神殿もあります。
基隆中元普渡博物館では、毎年 7 月中旬に死者の供養を行う中元節の珍しい儀式について知ることができます。儀式の中には、食べ物や芸術的な張り子を供えたり、香を焚いたりするものがあります。博物館には、祭りの歴史や風習などが英語で書かれた説明もあります。
公園の頂上部分では、23 m (74 フィート) の高さを誇る壮大な観音像を写真に収めましょう。この白い観音像は、東南アジアで仏教と道教の慈悲の女神である観音菩薩の姿を表したものです。中にある階段を上がり最上階まで行くと、観音像の目の部分から景色を見ることができ、基隆港や、その向こうには緑の山並みが望めます。
この巨大な像のすぐ隣にはお子様が楽しめるバンパーカーの施設があります。観音菩薩と、そのほかの仏教に関連したいくつかの像が見られるこの公園は、バンパーカーを楽しむ場所としては珍しい環境ではないでしょうか。
さらに大沙湾の丘を登ると、1840 年に遡る歴史を持つ二沙湾砲台があります。保存された壁や、心地よい環境、銃座が並ぶ様子などをじっくりと味わい、兵舎や墓石の前を通りながら歩道を進んで散策してはいかがでしょうか。
公園自体は常時開放されており、入場は無料です。
中正公園は、基隆港から少し東に行った場所にあります。市街中心部からはタクシーかバス、または徒歩で公園へ行き、大沙湾の丘を登って興味深い神殿や観音像を見に行きましょう。