島々やお寺、盆栽博物館、きれいな花や木でいっぱいの庭園がある、広大な公園を散歩しましょう。古い歴史をもつ玄武湖公園を訪ねてください。
広々とした公園の中心には、縦横に橋が架かった池があり、いくつかの島が浮いています。のんびりと時間をかけて散策するには最適の場所。桜が咲き、しだれ柳が風に揺れる庭園を歩き、仏塔や東屋などの建物をご覧ください。
444 ヘクタール (1,097 エーカー) の美しくて、気持ちのよい公園は、皇帝の庭園かつ狩猟場として利用されていた西暦 222 ~ 857 年まで、歴史を遡ります。公園の名称は、湖を護っていると考えられていた黒い水龍に由来します。
湖の畔を歩き、橋を渡って玄武湖に浮かぶ 5 つの島を訪ねましょう。いずれの島も、像やお寺、東屋があり、松やしだれ柳などの低木が茂っています。毎年 8 月には、島のひとつ梁州で、菊祭りが開催されます。菊をで様々なものを象った展示品も見事です。島には盆栽博物館と金魚の池もあります。翠州は松や檜、竹林で知られています。
池で貸しボートを漕ぐのも楽しいでしょう。池の中心には大きな観音像が建ち、周りを幸せそうな子供たちの像が取り囲んでいます。
この公園は、南京の人々に大変人気があります。週末は混雑するので、週日に行くことをお勧めします。夕刻の公園にも、また楽しみがあります。明るい照明の下でジョギングしたりダンスや太極拳の練習をするために、人々は夜の公園にやって来るのです。花々が咲く春は、公園を訪ねるベストシーズン。
玄武湖公園は広大ですから、複数の入口があります。公共交通機関に近い入口もいくつかあります。公園は毎日開園しており、入園料は無料です。ただし島へ行くには料金がかかります。公園を散策した後は、明の時代に造られた南京城へも足を運んでください。城壁の上から、玄武湖や島々が眺望できます。