常設、巡回ともに豊富な展示、教育プログラム、9 階建ての高さを使った IMAX シアターがそろったミネソタ科学博物館では、あらゆる年齢層の来館者が科学について楽しく学んでいます。1907 年の設立以来、ミネソタ科学博物館は、人類学、地質学、科学、技術の進歩に足並みをそろえて進化してきました。当初のコレクションには、エジプトから輸送されたミイラなどが含まれており、そこから拡充を続けた結果、現在では 175 万点を超える資料、標本が保有されています。手始めに、恐竜や化石を展示して大好評を博している「ダイナソア アンド フォスル ギャラリー」をご覧ください。ほぼ完全なトリケラトプスの骨格が展示されている博物館は、世界でもごくわずかしかありません。およそ 6,600 万年前には生きていたこの獣と一緒に記念写真を撮っておきましょう。 アフリカワニが北米の地を闊歩 (かっぽ) していた頃の沼地を再現した「プライミーヴァル スウォンプ」では、先史時代についてさらに多くの発見が用意されています。 人体と細胞について掘り下げる「ヒューマン ボディー アンド セル ラブ」では、ボランティア スタッフの支援を受けながら、来館者が自分の細胞を採取し、顕微鏡で調べることができます。 「パーセプション シアター」では、知覚に関する 20 分のプログラムでヒトの脳のはたらきにまつわる不思議を認識し、解明します。大きな子どもたちの反応が特に好ましいのは、波、エネルギー、トルネードを制御できる「エクスペリメント ギャラリー」。「コレクションズ ギャラリー」にも、「クェスチョナブル メディカル デバイシズ」などの体験型展示コーナーが組み込まれています。ミネソタ科学博物館には、要素が景観を形成する仕組みを解き明かす屋外展示があり、「アーススケープス ミニゴルフ コース」では、クラブを振るっているうちに、山に降った雨水が海に移動する様子を学ぶことができます。「ミシシッピ ギャラリー」では、川船での暮らしについて学ぶことができます。展示を追って歩きまわるのに疲れたら、半球型画面を使用する新型 IMAX シアターの「オムニマックスシアター」の前に座り、科学や自然に関する映画を堪能しましょう。ミネソタ科学博物館は、セント ポールの市内中心部にあり、ミシシッピ川に面しています。有料駐車場が併設されているほか、公共交通機関の便にも恵まれています。おおむねの月曜日は休館しますが、学校が休みの日は開館します。入館料とオムニシアター料金がセットされたチケットもありますが、別々のチケットを購入することもできます。
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