ソルト レイク アセンブリー ホールはテンプル スクエアの南西の角にあり、小ぶりな大聖堂といった趣の建物。十字架のような形と左右対称形になっている尖塔が街並みの中で際立ちます。見る者を惹きつける洗練された建物のデザインには、末日聖徒イエス キリスト (モルモン) 教会のシンボルが取り入れられています。中央の塔、ステンドグラスの窓、六芒星、そして 20 本を超える尖塔が特徴です。週末の無料コンサートでこの壮麗な建物に入ってみましょう。
アセンブリー ホールの建築美は、芝生の庭から眺めるのがおすすめ。オールド タバナクルの跡地に 1877 年から 1882 年にかけて建設されました。いくつもの信者の集会が一度に集まれるようにするためです。建物のファサードを覆う粗削りの石英モンゾニ岩が目を引きます。これはソルト レイク神殿に使用されたものと同じ石。勾配の急な屋根は白い縁飾りと尖塔が特徴的です。
周囲を散策して、過度な装飾を排したシンプルな石造建築をじっくり見てみましょう。見上げると中央に六芒星とステンドグラスの窓があります。ホールの周囲は丹精された庭園。春から秋にかけて美しい花が咲き誇り、冬には木々が葉を落とし、ホールの優美な姿がよく見えるようになります。建物の東側ファサードの前の広場にあるカモメのモニュメントを探してみましょう。これはカモメが初期の入植者の危機を救ったことを記念して建てられたものです。
建物の中に入ると、1,400 名を収容できる広々としたホールの内部が光にあふれてとても明るいことに気付きます。金曜日または土曜日にはモルモン教会が開催する無料コンサートがあり、講話、リサイタル、会議なども開かれます。
ソルト レイク アセンブリー ホールは、ソルト レイク シティのダウンタウンの北側にある重要な歴史地区テンプル スクエアにあります。ここではソルト レイク神殿、タバナクル、ビーハイブ ハウスもぜひ訪れたい名所です。テンプル スクエアへのアクセスはライトレールかバスで。車の場合は近くの駐車場を利用できます。ホールは入場無料で、毎日開いています。