花のリヴィエラという名前の通り、花々の咲き乱れる夢のような風景で有名。風光明媚なリゾート地、サンレモがあるのもこのエリアです。
リヴィエラ デイ フィオーリは、フランスとの国境近くにある、イタリア北西部の海岸線地帯を指します。さんさんと輝く太陽と、辺りに漂う花々の香りを思う存分堪能できるエリアです。
数百年前から、観光スポットとして大人気。周辺エリアにも共通する温暖な気候とのんびりとした雰囲気を求めて、観光客はこぞってリヴィエラ デイ フィオーリにやってきます。伝統的に生花の生産でも知られており、ミモザやキンポウゲ、ラベンダーなどが栽培されています。小石のビーチで水遊びを楽しみ、木々の茂るビーチ裏の丘を散策しましょう。陽の当たるオリーブの林でのんびりし、輝く海を眺めるのは良いものです。
サンレモは、リヴィエラ デイ フィオーリの中心的なリゾート タウン。その美しさから、"イタリア リヴィエラの真珠" や "花の街" とも呼ばれています。オリーブ オイルの産地としても知られ、港湾都市でもあるサンレモ。歴史ある港には、今も観光ボートやクルーズ船が往来しています。
サンレモの市街地にはラ ピーニャと呼ばれる旧市街があり、中世の街並みがそのまま残されています。この地区は車両の通行ができないので、ゆっくり歩きながら、昔ながらのリヴィエラの雰囲気を楽しみましょう。瀟洒なアール ヌーボー様式のカジノで運試しをするのもおすすめ。サントゥアリオ デッラ マドンナ デッラ コスタでは、息を飲むような内装に圧倒されること間違いなし。この地方の可憐な花を見るなら、サンレモの花市に行ってみましょう。咲き乱れる花々の色や香りに目まいがしそうです。
サンレモには、野生的な自然の魅力を満喫できる場所も。ヴァッレ アルジェンティーナでは、地中海の青い空の下でリヴィエラの風景を楽しみながら、トレッキングやサイクリングを楽しむことができます。この地域には緑豊かな公園や庭園も点在。暖かい日には、ヴィラ ノーベルの庭園で散歩を楽しむのも良いでしょう。この歴史ある豪華な建物は、アルフレッド ノーベルが晩年を過ごした邸宅。現在は、ノーベル賞に関する展示を行う博物館となっています。
サンレモの約 20 km 西側に位置するヴェンティミリアも訪れる価値のある街。城壁に囲まれた旧市街が印象的です。リヴィエラ デイ フィオーリにある街を行き来するには、車での移動が便利。または、トレニタリアという鉄道を利用すれば、車窓からリヴィエラの美しい景色が楽しめます。