一見、高さや形、色が異なる複数の建物で構成されているように見えますが、実際のところリバーウォーク北九州は、単一の建物からなります。見た目に楽しいおもちゃのような外観は、威圧感を持たせないよう工夫を凝らした結果。建物に使われている5つの色はそれぞれに異なる意味を持っています。茶色は、大地を象徴し、黒は日本瓦を表現。さらに漆喰壁の白、漆の赤、そして黄色は、収穫前の稲穂を表しています。
それではショップ巡りをスタートしましょう。B1 から 4 階にかけての 5 つのフロアが、主な買い物空間です。衣類から玩具、スポーツ用品まで、様々なショップが入っています。コンビニエンス ストアもあります。お目当ての店舗が見つからない場合は、インフォーメーション デスクへ。英語を話すスタッフもいます。
上のフロアには文化スペースがあります。5 ~ 6 階の北九州芸術劇場は大ホール、中劇場、小劇場の3つの劇場からなり、演劇などが上演されています。4 階の北九州市立美術館分館では広大なスペースを活かして多彩なジャンルの企画展が開催されています。芸術の季節、秋には特に見応えあるパフォーマンスや展覧会がありますのでチェックしてください。
5 階のルーフガーデンからは、小倉の街を流れる紫川を眺めることができます。もう一つ目を楽しませてくれるものが、毎時間音楽とともに噴き出す噴水です。買い物に退屈した子供たちは、この噴水に大喜びです。
お腹が空いたら 4 階を目指してください。和食からカレー、中華料理、パスタなど、バラエティ豊かな飲食店が営業しています。同じフロアに 8 つのスクリーンを持つシネマ コンプレックスもありますので、食事の後に映画鑑賞もどうぞ。
建物の中を見終わったら、外からもリバーウォーク北九州を楽しみましょう。川辺や公園を散歩したり、オープンエアーのカフェや広場で、のんびりくつろいだり。春の桜のシーズンは花見を。冬には 35 万個のライトによるイルミネーションが見ものです。
リバーウォーク北九州は紫川の西岸にあります。南は勝山公園。JR小倉駅から徒歩約 10 分です。