ブラジル北東岸沿いに位置する街、レシフェ。ビーチや植民地時代の建築物、にぎやかなナイトライフで知られる活気ある港町です。リオデジャネイロと同じように、3 大カーニバルの開催地の 1 つとしても有名。レシフェは半島や島々を含んでおり、運河や川が縦横に流れているため、ブラジルのヴェネチアとも呼ばれています。レシフェという名前は、ポルトガル語で礁という意味。街の海岸線を囲むサンゴ礁にちなんでいます。
まずはレシフェ アンティゴ (旧市街) へ。オランダ人によって島の上に作られた歴史地区です。リオ ブランコ広場にあるマルコ ゼロは、レシフェ発祥の地。1537 年にポルトガル人がここから街を発展させました。ボン ジェズース通り沿いには、パステル カラーの建物が並んでいます。カハル ズル イスラエル シナゴーグもその 1 つ。アメリカ大陸最古のシナゴーグと言われています。アルトゥール オスカー広場周辺のバーやレストランでくつろぐのも良いでしょう。
次は、橋を渡ってサント アントニオ地区へ。ここもオランダの影響が残るエリアです。この地区の見どころは、カペラ ドウラーダ、サン ペドロ ドス クレーリゴス大聖堂、裁判所など。17 世紀のシンコ ポンタス要塞を利用したレシフェ市立博物館では、展示からこの街の長い歴史を知ることができます。サンタ イザベル劇場でクラシック音楽のコンサートを聴くのもおすすめ。バーで 1 杯楽しむならパティオ デ サン ペドロ周辺に行ってみましょう。
レシフェには美しいビーチが数多くあります。1 年中太陽が照っているので、いつでもビーチで楽しめます。街に一番近いのはピナ ビーチ。7 km に渡って続くボア ヴィアージェン ビーチとつながっています。ボア ヴィアージェン ビーチ沿いは、ホテルやレストラン、ウォーター スポーツ センターが集まり、ナイトライフも充実。ショッピングには、レシフェ ショッピング センターやグアララペス ショッピングがおすすめです。さらに南に行くと、ピエダーデ ビーチやカンデイアス ビーチがあります。
郊外のビーチ タウンに行くには、レンタカーやシャトル バスを利用しましょう。車で南に 90 分ほど走ったところにあるのは、ポルト デ ガリーニャス新しいウィンドウで開く。北側に行くと、オリンダ近隣で植民地時代の名残りを見ることができます。
レシフェへのアクセスには、レシフェ国際空港まで飛行機を利用しましょう。市街地は徒歩で移動。ビーチに行くには公共のバスを利用します。毎年 2 ~ 3 月はレシフェ カーニバルのシーズン。さまざまな色が溢れ、街全体が活気づきます。