プリムローズヒルからロンドンのスカイラインを一望できます。この小さな丘で、人々が絶景を前にして芝の上でピクニックを楽しんでいます。丘の周りには伝統的な英国パブやレストランも多くあります。ロンドンの大都会を望む斜面に腰を下ろしてのんびり過ごしましょう。
BT タワー、ザ シャード、ロンドンアイなど、遠くの名所を見晴らせる絶好の撮影スポットです。ガーキンやワンカナダスクウェアなどの超高層ビル、建築家クリストファー レンの傑作であるセントポール大聖堂も裸眼で見ることができます。すぐ目の前には、リージェンツパーク北西隅に位置するうっそうとした森が広がっています。
公園の縦横にめぐらされた道をゆっくり散歩しましょう。ロンドン市民は友だちとここに集まり、晴れた日の午後は日光浴をします。美しい景色が広がる中で、読書にふけるも良し、ベンチでのんびりするも良し。冬になって公園が雪や霜で覆われたら、近隣のハムステッドやカムデンの地区に向かうのもおすすめです。
緑の丘の上に展望台があり、詩人ウィリアム ブレイクがプリムローズヒルをうたった詞が敷石に刻まれています。夕暮れ時までとどまれば、深紅に染まるロンドンの街並みを目にすることができます。夜になると、公園に点在する古風な屋外灯の光の模様がきらめきます。
シェイクスピアの木も見どころです。生誕 300 周年を記念して 1864 年に植えられた木がその 100 年後に植え替えられています。1864 年の植樹式には大勢の人々が集まりました。
現在の静かな雰囲気とは対照的に、この公園では騒がしい事件も起こりました。19 世紀に丘が初めて一般開放されると、ここで決闘やボクシングの試合が行われるようになりました。
プリムローズヒルは、ロンドン北部のカムデン区のすぐ西に位置します。リージェンツパークの北側にあり、地下鉄のチョークファーム駅とモーニントンクレセント駅から歩いて行けます。近くには、ロンドン動物園、ロンドンユダヤ博物館、ラウンドハウスなどの見どころもあります。