家族皆で連れ立って、偉大なる西部に出掛け、早打ち自慢のガンマンたちに会ってみませんか。スタント ショーや映画のセットの見学ツアー、家族連れ向けの乗り物を楽しみませんか。オールド ツーソン スタジオは、映画撮影所としての機能は残したまま、西部劇のテーマ パークとしても営業を始めた複合施設です。
このスタジオが最初に使用されたのは、1939 年の映画「アリゾナ」で、その時は 1860 年代のツーソンをここで再現しました。その後もハリウッド製西部劇が繰り返しここで撮影され、テレビ版では「ボナンザ」や「チャパラル」、「OK 牧場の決闘」、ジョン・ウェインとディーン・マーティンが出演した「リオ ブラボー」など、絶大の人気を博する作品が続出しました。あのクリント・イーストウッド、エリザベス・テイラー、レオナルド・ディカプリオなども、ここの埃 (ほこり) っぽい道で演技しています。
映画館の大画面であのスター、このスターがセリフを発した家々、店舗、サロン、銀行に出入りしながら、映画の街を自由に散策しましょう。「グランド パレス サロン」では、スタント場面の撮影デモが公開され、映画製作の方法を知ることができます。目の前で繰り広げられる銃撃戦、ひなびた街の通りで披露されるスタント ショーは迫力満点。このオールド ツーソンで撮影された 1995 年製映画「クイック&デッド」のシーンに基づく模擬戦を見物できます。園内の「ローザズ カンティナ」では、ここで製作されたジョン・ウェインの作品 4 本を扱った記念動画が放映されています。
一般入場料に 2 ~ 3 ドル上乗せすると、馬に乗って園内歩道をたどり 16 ヘクタール (40 エーカー) の敷地のあちこちを見学して回れます。幼いお子さま向けに、カルーセル、ポニー乗馬、小型ローラーコースター「アイアン ドア マイン アドベンチャー」が用意されています。
古き良きアメリカの大西部は、ツーソンのダウンタウンから 23 ㎞ (14 マイル)、州間道路を下りてすぐのオールド ツーソン スタジオに再現されています。敷地内には無料の駐車場があります。この施設の近くまで来ている公営交通機関はありません。
たくさんのショーや映画を観賞しながら見学していると、丸一日はたっぷり楽しめます。オールド ツーソン スタジオには、軽食堂兼バーが何店かあり、ファストフード、アイスクリーム、昔の西部料理、ピザを食べられます。営業時間は季節により異なります。詳細はこのテーマパークのウェブページをご確認ください。