ノイアー ツォルホーフは、メディエンハーフェンの写真がとてもきれいにとれる絶景ポイント。カナダ出身の有名な現代建築家、フランク・O・ゲーリーが設計を手掛けたこのすばらしい建築群は、1996 ~ 1998 年の間に建築された 3 つの建物で構成されています。メディエンハーフェンにもともと建っていた古い建物を取り壊して建てられました。ゲーリーは他にも、スペインのビルバオ グッゲンハイム美術館やロサンゼルスのウォルト ディズニー コンサート ホールを手掛けたことで知られています。
そんな名建築家が手掛けた 3 つの建物のタワーは斜めに傾きながら互いに繋がった独特な構造をしており、建築ファンなら興味を持たずにはいられないでしょう。一番高いタワーの高さはおよそ 50 m (164 フィート) あり、突き出た窓や傾斜のある床など、アシンメトリーなデザインがそこかしこに散りばめられているのが特徴です。また、中央の建物は外壁にステンレス材が使用されているため、よく晴れた日にはその外壁に両隣の建物が映り込みます。
ノイアー ツォルホーフを訪れたら、他にもポストモダンの建築物を探してメディエンハーフェンを歩いてみてください。中でも注目なのは、全面ガラス張りのカプリコーン ハウスです。赤いパネルが並ぶ外観が目印で、この赤いパネルには建物の温度調節機能が付けられています。あるいは、ラインタワーの展望台にのぼって、デュッセルドルフの街並みを一望するパノラマビューを楽しむのもおすすめです。
カメラがお好きなら、港をめぐるフォトツアーに参加されてはいかがでしょう。ガイドがゲーリーの作品をはじめとする周辺エリアの優れた建築物について紹介しながら、絶好の撮影スポットを案内してくれる楽しいツアーです。フォトツアーに関する詳細はメディエンハーフェンの公式ホームページをご覧ください。
ノイアー ツォルホーフはメディエンハーフェンに位置し、旧市街から車で 10 分の場所にあります。チケット制の路上駐車場が近くにあります。地下鉄またはトラムといった公共の交通機関の方が安くご利用いただけます。市街地からは歩いて 30 分ほどです。