ネイプルズ植物園で豊かな色彩を脳裏に焼き付けながら、快適な環境でしばらくゆっくりと過ごしませんか。園内は 7 つの特徴あるセクションからなり、それぞれに独自の趣があって、多面的な魅力に満ちています。散策したり、ピクニックでリラックスしたり、珍しい植物種について知識を得たりしながらお楽しみください。
この植物園は 1993 年にフロリダ州の土着種を保存したいと考える地元住民のグループによって設立されました。現在、この庭園の広さは約 80 ヘクタール (200 エーカー) で、園内を縦横に走る散策道の長さは 4 ㎞ (2.5 マイル) に及びます。
植物園内の多様なセクションを一つひとつ回ってみてください。「フロリダ ガーデン」には、この地域の風景を彩る極めて美しい草木、花々が集められています。目玉は円形にしつらえられた庭園中心部の造園で、ここをぐるりと縁どるサバルヤシは、フロリダ州の樹木です。
「カリビアン ガーデン」では、タバコやカカオの木と一緒に植えられた外国種をご覧ください。このセクションには、アメリカという国の発展に貢献してきた植物の重要性の紹介をテーマとする「エクスプローラズ ガーデン」も含まれています。
その先にある「アジアン ガーデン」には、竹林や水のテラス、タイの寺院様式を模した庭園が広がります。南アメリカの植物や意匠を楽しめる「ブラジリアン ガーデン」は、高名な造園家ロベルト・ブルレ・マルクスを記念して設置されました。
川床に生息する植物の上に設けられた板張りの遊歩道を渡り、「ウォーター ガーデン」という島に築かれたステージで頻繁に披露されるショーを見学しましょう。活気あふれる「チルドレンズ ガーデン」では、親子で半日から丸一日楽しく過ごせます。長時間のツアーでは、チョウの舞う庭園、ジェット水流のオブジェ、優れた効能を秘めた植物の利用法や健康へのメリットを学べる薬草園に足を伸ばします。おなかがすいたら、園内カフェの豊富なメニューからお好きなものを選びましょう。
ネイプルズ植物園は年中無休、14 歳以下の子どもは入園料が割引となります。毎日、午前中の遅めの時間に無料の「導入」ツアーが催行されるほか、事前予約により、特別な有料グループ ツアーに参加することもできます。通路は車いすに対応しており、広い駐車場を完備しています。