南普陀寺は、1000 年以上の歴史を持つ、魅力的な寺の建造物です。 修道僧の唱えるお経を聞き、線香の香りを嗅ぎながら、寺院の美しい蓮池に沿って歩きましょう。 寺院の裏手の道に沿って五老峰の頂上まで登ると、絵のように美しい景色を一望できます。
この寺院は唐王朝時代に建設されましたが、その後何世紀にもわたり破壊と再建が繰り返されてきました。現在の建物は、文化大革命で破壊された後、1980 年に建造されたものです。この寺院は参拝場所として常に賑わっています。地元の人たちが木札を投げ、線香を灯し、経典を読む様子をそっと眺めてみましょう。
寺院の前には蓮の花が咲きほこる美しい湖があります。 水辺のベンチに座って、休憩しましょう。日陰の中庭もリラックスするには最適な場所です。ここでは、寺の修道僧と並んですばらしい精進料理を食べることができます。
寺院の屋根は、色とりどりの花、神話上の動物、人の形など精緻な装飾がほどこされています。大悲殿の金の観音像を見逃すわけにはいきません。 この彫像からはたくさんの腕が差し伸ばされ、それぞれの手には小さな目が付いています。
天王殿では弥勒菩薩像を見ることができます。大きな微笑みと脂肪のついた腹が特徴的です。弥勒菩薩の後ろには韋駄天像が控えています。韋駄天は、仏教の教えを保護する役割があります。韋駄天像が杖を地面から持ち上げていれば、寺院が裕福であり、旅の修道僧に食料や宿を提供できることを意味しています。
寺院の後ろにある階段から、高さ 620 フィート (190 メートル) の五老峰の頂上まで登ることができます。この森林ウォークでは、洞穴や興味深い岩石層を目にすることができます。頂上から、寺院を眼下にした素晴らしい景色を楽しんでください。また海の向こうには金門島が眺められます。
南普陀寺は五老峰のふもとにあり、厦門大学の正門近くにあります。 厦門の駅や港からバスで行くことができます。