サムイ島の美しいビーチから少し目先を変えて、ナムアンの滝を訪れましょう。緑豊かな南国の森の中をハイキングしたり、泳いだりもできます。さまざまな野生生物と出会い、ゾウの背中に乗って散歩も楽しめます。ナムアンの滝は、サムイ島中部の山の中にある 2 本の滝。「紫の滝」を意味する名前のとおり、滝が流れ落ちる岩肌が紫がかって見えます。
まずは公共のパーキングエリアから歩いてすぐの場所にある、 高さ 18 m のナムアンの滝 1 に行ってみましょう。乳白色の滝が、岩に囲まれた大きな滝壺に流れ落ちます。見上げると、周囲の青々とした植物にも目を奪われます。滝壺で一泳ぎして岩までたどり着けば、滝の勢いを感じることができます。滝壺の周りの丸い大きな岩は、座って景色を眺めるのにぴったり。
駐車場から 30 分ほど山を登ると、ナムアンの滝 2 に到着します。小さな滝壺めがけて流れ落ちる高さ 80 m の滝は圧巻です。岩が紫がかって見えること、滝が熊手のような形に流れることが分かるでしょう。ここでも、泳ぐことができます。この滝の方が山奥にあるため、訪れる人も少ないようです。
2 本の滝のほぼ中間には、ナムアンサファリパークがあります。ゾウの背中に乗って滝までの散歩を楽しんだり、ジャングルとココナッツの森を四輪バイクで走り抜けたりしましょう。ゾウの水浴びや、サルの曲芸、ワニの餌やりを見ることができます。サファリパークのレストランでは、タイ料理のビュッフェが楽しめます。
ナムアンの滝へは、ナトンから南東に車で 25 分、チャウエンビーチからは南西に車で 40 分です。タクシーやレンタルスクーターを利用するか、または島の主要なビーチから出発するパッケージツアーに参加することもできます。駐車場は無料です。
ナムアンの滝を訪れるには、水量が増えて滝の勢いが最も強くなる 9 ~ 11 月がおすすめです。入場は無料。ただし、ガイドを装って料金を請求する人がいるので、注意してください。