マルセロ フェルナン橋は、セブ本島と小さなマクタン島を隔てる、船の往来の激しいマクタン海峡に架かっています。高い技術力を示す橋です。吊り橋型のこの橋は全長 1,200 m。この巨大な橋を支える 2 本 1 組の柱を見上げると壮観です。
4 車線とその両脇に歩道が通っています。歩いて橋の真ん中まで行くと、一大パノラマが広がっています。
海の写真を撮ったり、2 つの島で訪れた観光名所を探したりしてみましょう。地元の漁師が仕事をしている姿も見え、海には大型船や小型船が何隻も航行しています。南西に目を向けると、この橋と平行に架かるオスメニャ橋。日暮れ時には、夕日が海と空を赤く染めるロマンチックな風景が広がります。2 つの島の街並みや、海峡を行き来する船の明かりが瞬く夜景も見応えがあります。
この橋は交通量が多いため、ピーク時には渋滞が起きます。セブ ヨット クラブなどで船をレンタルして、橋をくぐって下から見上げる姿も楽しみましょう。橋の下では、島から突き出た小さなコンクリートの埠頭に座ることもできます。
マクタン島側にミレニアム パークがあり、子どもたちを遊ばせることができます。公園の北側にはフィリピン船員記念碑もあります。
この橋は 2 島間の交通渋滞を緩和するために 1999 年に建設されました。橋の建設は日本政府が援助し、セブ市の元上院議長のマルセロ フェルナンにちなんで名付けられました。
マルセロ フェルナン橋は、フィリピンのメトロ セブ圏の大動脈として、セブ島の東岸とマクタン島の北岸をつないでいます。マクタン島では、セブ ヨット クラブ、マクタン アイランド ゴルフ クラブ、アワー レディー オブ ザ ルール教会などの見どころが近隣にあります。橋を渡ってすぐの場所にマクタン セブ空港があります。