昔の雰囲気を今も残す祇園。歴史ある木造の茶屋で、昼間はお茶をいただき、夜は伝統芸能を楽しみましょう。
祇園は八坂神社と鴨川の間にあり、芸者文化、茶屋、料亭などで有名。京都有数の花街であり、昔は芸舞妓を抱えるお茶屋がひしめき合っていましたが、現在では、その多くがショップや飲食店、バーになっています。昼間は土産物屋を見て回り、夜になったら芸者による伝統芸能を体験しましょう。
祇園観光は花見小路通から。通りから横道に入ると、昔ながらの木造の建物が立ち並び、伝統的なお茶屋も多くあります。白川は、同名の水路沿いの地区。四条通に近く、とても静かな地区です。柳の揺れる水路に面した高級レストランやバーがたくさん集まっています。
祇園に来たら、ギオン コーナーをぜひ訪れましょう。舞妓による京舞、華道、茶道、箏曲、雅楽、狂言、文楽の 7 つの伝統芸能を鑑賞できるスポットです。これらの伝統芸能を 1 つの舞台でダイジェストとして見せてくれます。
昔から一見さんお断りとされてきたお茶屋遊びやお座敷遊び。最近は、それを体験できるツアーが用意されています。料理をいただきながら、京舞を鑑賞したり、舞妓さんや芸姑さんと話しをしたりして過ごします。
祇園は八坂神社があることでも有名。毎年 7 月には八坂神社の祭礼、祇園祭が行われます。一度は体験したい祭りの 1 つです。
祇園は、バスなら京都駅から 20 分弱。地下鉄なら、祇園四条駅または河原町駅で降ります。1 ~ 2 日くらいかけて、祇園と周辺の清水寺や東山エリアを回ると良いでしょう。30 分ほどの散歩コースがあり、そこを歩いて行くと東山や清水寺に行くことができます。途中、有名な八坂神社も通ります。