フアレス公園はフランス風の庭園と噴水、彫刻、記念建造物、スポーツと遊びのエリアのある都会のオアシス。人ごみを離れてリラックスしたり、運動器具を使ってワークアウトしたり、木陰でピクニックをしたりできる緑豊かな公園です。
この緑豊かな公園は、20 世紀初頭につくられたもの。19 世紀にメキシコの大統領を 5 期務めたパブロ フアレス ガルシアにちなんで名付けられました。
散歩やジョギングにうってつけの並木道は、栗の木やチェリモヤなどこの地方原産の豊かな植生に縁取られています。彫刻や記念建造物を見たり、バスケット コートで試合を眺めたり、公共のエクササイズ器具でワーク アウトしたり、木陰のベンチでくつろいだり。ジャングルジムやブランコ、すべり台などがそろった児童公園もあります。
ピクニックは指定のエリアで楽しみましょう。お腹がすいたら、公園へ続く道の端にあるタコ コーナーに行くのも良いでしょう。ここは屋台が集まる有名スポット。移動式キッチンで出来立てのタコスやカルニタスなどを売っています。
週末には地元のアーティストが露店を出して作品を販売しているので、のぞいてみるだけでも楽しく過ごせます。フアレス公園はコンサートや文化イベントの会場にもなります。毎年 2 月上旬にはラ カンデラリアという花の祭りが開催され、あらゆる形、色、大きさの数千本の花が咲き乱れます。
フアレス公園は歴史地区の南にあり、エル ハルディンから歩いても 5 分とかかりません。市内のどこもそうですが、ここも路上駐車スペースはほとんどありません。近隣にはパセオ デル チョロと洗濯場もあります。この美しい古い建物では市民が洗濯をしています。19 世紀に始まった習慣です。時にはここの建物でアーティストが絵を描いて作品を売っていることもあります。