1 日掛けて回りたいインディペンデンス国立歴史公園。印象的な建物や公園、博物館がたくさんあります。アメリカ独立宣言に関わりの深い場所を訪れると同時に、歴代大統領の足跡をたどってみましょう。きれいに整えられた公園でのんびりしたり、骨董品や芸術作品を鑑賞したりすることもできます。インディペンデンス国立歴史公園は、フィラデルフィア旧市街に 22 ヘクタールに渡って広がるエリアです。
まずはインディペンデンス スクエアへ。広場の周囲にはさまざまな建物が並びます。歴史上の大きな出来事を目撃してきた建物ばかりです。独立記念館を見てみましょう。ここは、国の代表が独立宣言と合衆国憲法に署名をした場所です。国会議事堂ではツアーに参加するのがおすすめ。ジョージ ワシントンの二期目の大統領就任式はここで行われました。また、旧市庁舎の復元された法廷も見どころです。
インディペンデンス モールの美しい芝生と歩道に沿って歩いて行くと、自由の鐘が見えてきます。鐘の実物を見ると同時に、リバティー ベル センターで鐘の文化的重要性を伝える展示も見ましょう。インディペンデンス ビジター センターもぜひ訪れたいスポット。アメリカの成り立ちやアメリカ独立戦争についてのショート ムービーを見ることができます。米国憲法センターも外せません。合衆国憲法についてたくさんのことを学べる施設ですが、家族連れで来ても楽しめる展示になっています。
他にも見どころがたくさん。ベンジャミン フランクリン博物館は、建国の父と呼ばれる彼の人生について知ることができる場所です。ニュー ホール ミリタリー ミュージアムは軍事関連の展示が見られる博物館。第二合衆国銀行のポートレート ギャラリーでは、探検家や軍の将校、政治家などの肖像を見ることができます。また、ビショップ ホワイト ハウスでは 18 世紀のフィラデルフィアの上流階級の暮らしをのぞくことができ、ドリー トッド邸では中流階級の暮らしを垣間見ることができます。
ワシントン スクエアでは、ベンチに座りのんびりするも良し、芝生の上でピクニックをするも良し。公園内にはアメリカ独立戦争無名戦士の墓があるので、探してみましょう。
インディペンデンス国立歴史公園は、歩道が広く、見どころから見どころまでの距離が短いため、歩いて回るのがおすすめ。アクセスは、地下鉄 BSL (ブロード ストリート線) のチャイナタウン駅か MFL (マーケット フランクフォード線) のフィフス ストリート駅で下車すると便利です。
インディペンデンス国立歴史公園の各スポットの営業時間と料金はそれぞれ異なります。公式ウェブサイトに詳細が載っているのでチェックしましょう。夏には、長い行列ができることもあるので、留意しましょう。