水原の旧市街を取り囲む水原華城 (スウォンファソン) は、1790 年代に正祖大王が父にあたる思悼 (サド) 世子のために建設しました。内側には城と墓地があります。壁に囲まれた歴史ある水原の街を巡りましょう。大王が暮らした華城行宮や市街の大通りも見どころです。城壁に沿って歩けば、街の素晴らしい景色を眺めることもできます。
八達門をくぐって水原華城の散策を始めましょう。この大きな南向きの門は四大門の 1 つ。高い木製の屋根に施された細工や彫刻も見どころです。水原華城の西側にはビジターセンターがあります。ここで地図をもらってから散策を続けましょう。
旧市街を囲む城壁は全長およそ 6 km、当時の最新の技術やデザインを取り入れた軍事設計に注目しましょう。今も残る稜堡や砲塔も見どころです。四大門は北、南、東、西に配置されています。城壁を遠くから見た姿も壮観。石とレンガでできた塁壁が平原を走り、丘の上へと続きます。周囲には史跡も点在しています。今も残る 2 つの見張り塔や水門、のろしを上げるために使われた 4 本の煙突がある古い塔も見事な建造物です。
徒歩で巡るルートをしばらく進むと丘の上に着きます。水原の旧市街と新市街の両方が見渡せるポイントです。旧市街を横切るように流れる水原川を探してみましょう。古い城壁の向こうには高層ビルも見えます。18 世紀に造られた水原華城には、李氏朝鮮、軍事建築、街の歴史を学べる博物館もあります。
水原華城は水原の旧市街の中心部にあり、いくつかある大門から入ることができます。史跡や博物館を見学するには、ビジターセンターでチケットを購入する必要があります。観光用のトロリー車に乗るのもおすすめ。オーディオガイドとセットで利用できます。ウォーキングツアーに参加する場合は、丈夫な靴を履いて出掛けましょう。