姫路庭園は、アデレードで最も静かで最も美しい名所の 1 つです。庭園の管理者が手配してくれるガイドツアーを利用して、精神、自然、そして歴史に関してこの庭が持つ影響について学びましょう。もちろん、自分のペースで散策することもできます。
伝統的な日本庭園である姫路庭園は、アデレードの姉妹都市である姫路から寄贈されました。1982 年に造園されて以降、南オーストラリアの州都であるアデレードの街中の喧騒から逃れ、日陰で穏やかな時間が過ごせる場所として人々に愛されてきました。
ジャカランダの木立の下を歩くと、趣のある茶室とスイレンに囲まれた湖にたどり着きます。熊手で描かれた枯山水の砂紋がある伝統的な禅庭があるのもここです。しばし静かで穏やかな空気を味わい、ゆっくり滴り落ちる水の音に耳を傾けましょう。
広々とした芝生で、シートを敷いてピクニックをするのも気持ちのいいものです。トラムに乗ってすぐのセントラル マーケットで、ピクニックに必要なものや新鮮な農産物を買って持ち込むこともできます。
庭園内には複数のセクションが設けられているのでゆっくり周遊してみてください。園内は、「山水」と「枯山水」の 2 つのエリアに大きく分かれています。「山水」エリアは文字通り山と湖の庭で、立派な岩がいくつも配されています。庭園の中央に広がる池には大きな金魚がたくさん泳いでいるので、のぞいてみましょう。運がよければ、カメも見つけられるかもしれません。
「枯山水」は水を用いず、岩だけを配した庭です。カメラを忘れずにお持ちになり、庭の形や模様を写真に収めましょう。最初の造園が終わった直後には、この庭園を設計した庭師の熊田義孝氏が日本からアデレードに招待され、日本庭園の伝統的な原則を守って造られたことを確認しています。
姫路庭園は、アデレードの目抜き通りの 1 つであるサウス テラス沿いに位置します。CBD (中央業務地区) の南端にあるため、街の各所から簡単に向かうことができます。近くにメーター制の駐車場がありますし、この地区にはトラムと路線バスも定期運行されています。
姫路庭園は毎日開園しており、入園は無料です。ガイドツアーは少額ですが有料です。