ハジュ バイラム モスクは、いくつかの特筆すべき特徴から、15 世紀以来、建築界の奇跡の 1 つとして大切にされてきました。現在も市内で最も尊崇を集める宗教施設の 1 つです。このモスクを訪れると、装飾を施した木製の天井、エレガントな水辺、巧みに配置された花々などに迎えられます。モスクの側にはローマ神殿、公園、広々とした広場があり、記念品などを買うことができます。
このモスクの名前は、1300 年代の詩人が宗教的な詩をたくさん作ったことから、その功績をたたえて 14 世紀ごろに付けられました。見学者の波に紛れてモスクを訪ね、ハジュ バイラムの墓を拝み、ハジュ バイラムが強く支持したイスラム教の神秘思想「スーフィズム」について学びましょう。
最初の竣工は 1400 年代でしたが、このモスクには 17 世紀の特徴が多数組み込まれています。長い年月の間には何度かすっかり改築されたこともありました。ステンドグラス、キュタヒアのタイル、木製の壁面の絵画をじっくりご覧ください。
建物の南西隅にある霊廟 (れいびょう) に足を向け、ハジュ・バイラムの墓所を見つけましょう。この 1400 世紀の霊廟 (れいびょう)は、石材、大理石がふんだんに使用されている好例です。
モスクのメイン ホールに入り、印象深い木製天井を眺めましょう。この広々とした信仰の場で、豊かで静かな環境をお楽しみください。花々と水辺に囲まれて、楽しみやすい雰囲気が用意されています。
隣にあるローマとアウグストゥス神殿は、紀元前 20 年頃にローマ皇帝にちなんで建設されました。モスクを出て広場につながる階段には、行商人が大勢宗教グッズや記念品の店を出しています。趣ある店に入り、精緻な遺物が販売されていたら、購入してみましょう。近くには木々が豊かに茂る小さな公園があり、ピクニックの用意をしていくと、モスク訪問をかみしめながら食事できます。
ハジュ バイラム モスクは市街中心部から北へ 2.4 km (1.5 マイル) ほど。バスか地下鉄で徒歩数分の地下鉄ウルス駅まで移動しましょう。このモスクはゲンシュリック公園や文明博物館から非常に近い場所にあります。