超モダンなブティックや流行のカフェがずらりと並び、おしゃれな人でにぎわう古い道を通り抜け、ハールレムの中央広場グローテ マルクトに足を踏み入れるとまるでタイムスリップしたような感覚におち入ります。この広場は、ゴシック様式の大聖堂、17 世紀の市庁舎、13 世紀の市警備隊の詰め所だったホーフトワフト、元は肉市場だったデ ハレン博物館など、歴史的建造物に囲まれた、歴史情緒漂う場所です。
毎週月曜日と土曜日に広場で開かれるマーケットには、ぜひお越しください。ニシンの塩漬け (オランダに来たら必ず食べたい名産です) やキャラメルを挟んだストロープワッフル、おいしいパンを食べることや、おしゃれな服飾品をお手頃価格で買うことができます。マーケットがない日でも、広場にはバーやレストランが種類豊富に軒を連ねているため、友人と一緒に飲んだり食べたりして楽しい時間を過ごすことができます。
グローテ マルクトに集まるすばらしい建築物の中に入り、そこに隠された魅力を探りましょう。中でも必ず見学したいのが、大教会です。若き日のモーツァルトが演奏したオルガンを見ることができます。その次は、フレースハル (旧肉市場) に向かいましょう。かつてハールレム市内で唯一新鮮な肉を買うことができた場所です。現在は、映像とマルチメディアを駆使した芸術作品を重点的に集めた、近現代美術館になっています。あー地下にある貯蔵室はハールレム考古学博物館になっていて、水曜日 ~ 日曜日の午後に営業しています。石器時代の武器や青銅器時代の農耕具、中世の遺物など、興味深い品々が展示されているので、ぜひお立ち寄りください。遺跡の発掘作業を体験することもできます。
夏の週末にハールレムにお越しなら、ぜひホーフトワフトの中をご覧ください。元々はハールレムの市庁舎でしたが、18 世紀には市民から選ばれた市警備隊の詰め所として使用されるようになりました。
グローテ マルクトでは、ハールレムらしい風景を見ることができるので、必ず足を運んでください。コーヒーとブローチェ (サンドイッチ) を買って、ベンチに座り、ハールレムの歴史の中心地に漂う歴史情緒に浸りましょう。