本土側からマンハッタンへ向かって渡れば、この橋がハリウッドや建築家たちに愛されてきた理由がわかります。
ニューヨークといえばジョージ ワシントン ブリッジを思い浮かべる人も多いはず。ニュージャージーの郊外からこの象徴的な橋へ向かうと、マンハッタンの摩天楼が右手に広がり壮観です。橋の巨大な支柱をくぐって行くのは、まさに忘れられない体験です。眼下をゆったりと流れるハドソン川も印象的。カメラを取り出して、マンハッタンをフレーム一杯に収めてみましょう。
この吊り橋は数々の映画に登場。ニューヨークのシーンがあると高い頻度で出てきます。また、建築家ル コルビジェが世界一好きな橋として名前を挙げていたことでも有名。印象的な筋交いと高い支柱が独特の景観を生み出しています。ニューヨークには欠かせない存在のこの橋をぜひ訪れて、自分の目で確かめてみてください。
ミッドタウンの港湾管理委員会へ行き来する車両が多いジョージ ワシントン ブリッジ。歩行者と自転車が通れる歩道もあります。端から端まで段差がないので、サイクリングやウォーキングに最適。徒歩でも自転車でも南に向かって進むと良いでしょう。マンハッタンのダウンタウンの見事な眺めを楽しむことができます。
この橋のおかげでニューヨークからニュージャージーまで全長 64 km の自転車専用道路がつながっています。サイクリングにはもってこいの環境です。
ジョージ ワシントン ブリッジの夜景もぜひ見に行きましょう。橋を渡らなくても、美しいイルミネーションを堪能できます。毎夜、ひときわ高い支柱が白くライトアップされ、橋全体のワイヤーに吊るされた青い電球が弧を描きます。振り返るとニューヨークのまたたく夜景が。
ジョージ ワシントン ブリッジへ通じる道路は、ニュージャージー側はハドソン テラス、マンハッタン側は 178 丁目です。北側と南側の景色を両方楽しめるように、時間に余裕を持って行きましょう。見飽きることはありません。