ガリアーノ島に上陸すればすぐに、ガルフ諸島の秘宝と呼ばれる理由が分かるでしょう。優雅に波間を泳ぐクジラを観察し、手付かずの野生林が生い茂る山頂まで登山を楽しみましょう。わずかに残る住民たちは、素敵なお祭りや年間を通して行われるエンターテイメントで訪問者たちを歓迎し、島の美しさを紹介してくれます。
マツやスギの森林が背後に広がる人里離れたビーチでは、のんびりとした 1 日を送れます。ガリアーノ島には、静かな海岸線が端から端まで全長 27 km に渡って伸びています。中でもぺブル ビーチ保護区とディオニシオ ポイントは、穏やかな海辺を撮影できる絶景ポイントです。
内陸部では、ドキドキするようなアウトドア アクティビティに挑戦しましょう。その大きさと比べると、ガリアーノ島の人口は少な目。これは、島内に未開発のエリアが多々あることを意味しています。ガリアーノ山とボデガ分水嶺の保護区をハイキングすれば、息をのむほど素晴らしい手付かずの光景が待ち受けています。丘陵をマウンテンバイクで進んだり、島の海岸線に沿ってゴムボートを漕いだりして自然を満喫できます。
モンタギュー ハーバー マリーン州立公園から出港するチャーター ボートに乗り込み、海へホエールウォッチングに出掛けるのもおすすめです。毎年この辺りには、ミンククジラやシャチ、ザトウクジラなど種によって異なる時期に移動してくるさまざまな海洋動物が遊泳しています。
大自然を心ゆくまで堪能したら、スターディーズ ベイの村を散策してみましょう。個人経営のおしゃれな書店で文学作品に没頭したり、魅力的なアート ギャラリーをひやかしてそぞろ歩きしたり。島内のスパで癒しの時間を過ごすこともできます。サウナやプール、フローテーション セラピーが歩き疲れた筋肉をほぐしてリラックスしてくれるでしょう。
ガリアーノ島は、ガルフ諸島へ向かうフェリーの路線上にあり、旅の主要な拠点となっています。ここからはソルト スプリング島、メイン島など、ガルフ諸島のその他の島々へ向かうボートに乗ることができます。ガリアーノ島へは、ツワッセンまたはビクトリア島のシュワルツ ベイからのフェリーをご予約ください。
数々の活気に満ちたイベント開催時期のいずれかに訪問できれば最高です。2 月には文芸フェスティバルが、8 月にはワイン & ビール テイスティング フェスティバルが行われるほか、春にはネットルフェストと呼ばれる一風変わった音楽祭が開かれています。