ドラムヘラー

旅行ガイド
ドラムヘラー
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まるで異世界のような地形が広がり、恐竜の化石発掘と歴史の深い炭鉱の町で知られるドラムヘラーは、古生物学者、地質学者、映画製作者にとって夢のような場所です。

ドラムヘラーの町とその周りに広がる渓谷では、数多くのアドベンチャーが待っています。たとえば、「フードゥー」と呼ばれる見上げるように大きな砂岩の間を歩いたり、もともとこの地に暮らしていた炭鉱作業員の生活に触れたり、世界最大の恐竜の口の中に入ったり。1880 年代にはこの地で初めて恐竜の頭蓋骨が発掘され、それ以降、古生物学者を魅了しています。この頭蓋骨の発見を皮切りに膨大な数の化石が発掘・収集され、カルガリーから車で 90 分ほどの距離にあるこの町は「世界の恐竜の首都」と呼ばれるようになりました。ぜひロイヤル ティレル博物館を訪れ、地球に生命が誕生したころから氷河期にわたる膨大な数の化石をその目で見てください。インタラクティブな展示品から発掘体験、ガイド付きハイキングなどの体験型アクティビティまで用意されているので、ご家族全員でワクワクしながら楽しむことができます。ドラムヘラーの町の中には世界最大の恐竜の模型展望台が建っています。106 段の階段の先にある頭に上って大きく開かれた口から外を眺めれば、眼下にはレッド ディア川が滝のように流れる一味違う景色が楽しめます。ドラムヘラーはもともと炭鉱の町でした。かつてこの地に暮らしていた開拓者や炭鉱作業員の生活の様子を、町の中や周りに点在する博物館で知ることができます。特に興味深いのはホームステッド アンティーク博物館で、ここには双頭の子牛や 1919 年発行のカタログで購入された 1 軒の家が展示されています。荒廃した炭鉱の町クーリーにあるイースト クーリー スクール博物館もおすすめです。趣のある建物で、炭鉱作業員の子どもたちの生活の様子が学べる貴重な場です。ドラムヘラー渓谷は、地質学的にも重要な場所です。ハイキング ブーツをはいて、「フードゥー」と呼ばれる奇岩が広がる、まるで異世界のような渓谷を歩いてみてください。フードゥーはてっぺんがマッシュルームのような形をした岩の柱で、カナディアン バッドランズの至るところに並んでいます。今まで幾度となく、世界中の映画監督がこの景色を映画の中に登場させてきました。たとえば、1992 年製作の映画「許されざる者」のクリント・イーストウッドや、「小さな巨人」 (1970 年) のダスティン・ホフマンなど、何人ものハリウッドスターがこの奇妙な地で撮影を行っています。 毎年 7 月に屋外劇場で上演される「パッション プレー」も必見です。アルバータ州の俳優やボランティアがドラムヘラーに集まり、世界中からやってきた何千人もの観客の前で 3 時間にわたってお芝居を演じます。ぜひタイミングを合わせてお越しください。

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