コマウェはアルゼンチン中部の乾燥した地域。山と渓谷の合間に、ドイツの影響を受けた街が点在しています。
コマウェと呼ばれる広大な地域が誇るのは、多様な地形が織りなす自然の美しさ。川があり谷があり、果樹園が広がり、歴史のある風光明媚な街があります。パタゴニアの北部にあたるコマウェには多くの山々が連なり、大人気のスキー場もあります。主要な街を巡りながら、この地域の地理と歴史を学びましょう。
バリローチェはドイツとのつながりが強い街。チョコレート ショップがたくさんあることでも知られています。フェノーリョ ミュージアム オブ チョコレートへ行きましょう。甘いお菓子の伝統について学ぶことができます。パタゴニア博物館やバリローチェのカジノも街の見どころ。また、サン カルロス デ バリローチェ大聖堂や、典型的なドイツのデザインのシビック センター バリローチェもぜひ訪れたい観光スポットです。
世界的に有名なカテドラル ヒル スキー エリアでスキーを楽しみましょう。さまざまな難度の 53 のコースがそろい、居心地の良いログハウスでは温かい飲み物を飲むこともできます。スキー用品はレンタルすることも可能です。
北東部にあるのは、ネウケン州の州都ネウケン。この街には、主要教育機関の 1 つ、コマウェ国立大学があります。国立美術館とサン マルティン ネウケン モニュメントもぜひ訪れたいスポットです。東へ行くとヘネラル ロカの街があります。ここではパタゴニア自然科学博物館を訪れましょう。
コマウェの名称は、マプチェ語で「富も災いももたらすほどの力を持つ水のあるところ」を意味する言葉から来ています。もちろんこれは渓谷のことを表しています。この地域の気候は標高よって大きく異なります。バリローチェの山々の冬は寒く、雪が積もりますが、ネウケンは乾燥していて穏やかな気候です。
コマウェは中央アルゼンチンの南に広がる地域。パタゴニアの北部に当たり、ネウケン州とリオ ネグロ州が含まれます。ブエノス アイレスからは、長距離バスに約 16 時間揺られるか、飛行機でネウケンにあるプレシデンテ ペロン国際空港まで飛びます。
コマウェには、教育機関や博物館、美術館が充実した主要都市と、川や湖などの自然があり、スキー リゾートも整っています。