世界への玄関口であるイースト ボストン。1836 年、ボストン港にある 5 つの島が埋め立てによって繋げられてできた地区です。海の玄関口であったこの地区は、年月とともに空の玄関口としての役割も担うようになりました。さまざまな文化が混じり合うイースト ボストン。是非訪れて、その魅力的な歴史に触れましょう。
午後のひとときを過ごすのに最適なのはピアズ パーク。180 m 続く遊歩道を歩いて、港越しにボストンのダウンタウンの景色を眺めましょう。ボートを借りて、インナー ハーバーやハーバー アイランズを巡るのもおすすめ。ピアズ パーク セーリング センターでは、セーリングを習うことができます。
イースト ボストンには人気のビーチもあります。コンスティチューション ビーチはその 1 つ。太陽の下で砂の城を作るも良し、テニスをするも良し。ランチを用意して、ピクニックをすれば最高の気分です。
ボストン公共図書館イースト ボストン分館で、地域の歴史について調べてみましょう。1869 年に開館したこの分館は、アメリカ初の公共図書館の分館です。「ザ ヒストリー オブ シッピング」と題された連作絵画を鑑賞しましょう。イースト ボストンの輝かしい造船業の歴史を表現しています。
歴史を感じるオリエント ハイツ地区の丘の上にあるマドンナ シュラインもぜひ訪れたいところ。銅と青銅でできた高さ 10 m の聖母マリアの像は必見です。また、そこからは、臨海地区とボストンのビル群を見渡すこともできます。
さまざまな文化が混じり合うイースト ボストン。この地区はいつの時代も移民が集まる場所でした。イタリア系とアイルランド系の人々はすっかり定着し、大きなコミュニティーを築いています。また、中南米や東南アジアの人々のコミュニティーも育ちつつあります。このような多様な文化を反映して、この地区には各国の料理を出すレストランや独特の商品を売る店がたくさん。お腹を十分にすかせて行くことをおすすめします。
イースト ボストンにある世界への玄関口、ローガン国際空港。世界各国とボストンを結ぶ便が何百便と発着しています。ボストンのダウンタウンへはボストン港を渡るだけ。車ならサムナー トンネルかテッド ウィリアムズ トンネルをくぐります。また、地下鉄のブルー ラインに乗って行くこともできます。