バイセンテニアル公園は、ダーウィンの重要な公園の一つです。この穏やかなスポットに足を運び、くつろいだ気分で散歩を楽しんだり、芝生でサッカーをしたりしませんか。
この公園は、イギリスから最初の船団が到着してから 200 年がたったことを記念し、1988 年に作られました。ドクターズ ガリーとノーザンテリトリー議事堂の間に広がっており、ダーウィン港を見下ろす海沿いの高台にあります。
木立の並ぶ散歩道を歩き、ヤシの木の下のベンチに腰掛け、美しく刈り込まれた芝生を眺めて静かなひと時を過ごすのもよいでしょう。園内には、タイワンネムノキやテリハボクといったこの地域ならではの樹木が植えられています。
公園の東端からは、ダーウィン港が望めます。遠くには、ダーウィンの西端に向かって広がるラレークヤー陸軍基地も見えます。遊歩道に沿って展示されている手描きのタイル「200人の素晴らしきテリトリー出身者」は、このエリア出身の探検家、政治家、科学者を記念するものです。
バイセンテニアル公園の歴史的意義は、園内のあちこちに設置された記念碑の数からもうかがえます。園内に置かれている大砲は本物です。公園の南西端にある戦没者慰霊碑にも足を運びましょう。この慰霊碑は、従軍したオーストラリア人とアボリジニのために建てられたものです。第二次世界大戦中、アボリジニの持つ森林でのスキルは、ダーウィンの町を守る上で欠かせない大きな役割を果たしました。
公園内でジョギングをしたり、芝生でサッカーをしたりして、運動するのもよいでしょう。お子さんは、ブランコのある遊び場へ連れていってあげましょう。この公園は結婚の記念写真の撮影スポットとしても人気が高いので、結婚式の一行を見かけるかもしれません。
8 月のダーウィン祭の時期に訪れれば、公園の各所で音楽のパフォーマンスや、食べ物の屋台、ダンスショーなどを楽しめます。6 月には、ダーウィンのにぎやかなギリシャ系住民によるギリシャ祭「グレンティ」が開催されます。
バイセンテニアル公園は、ダーウィンのシティセンターの隣、エスプラナーデ通り沿いにあります。ダウンタウンからは、公共のバスか徒歩で行きましょう。