並木に縁取られた通りが碁盤の目のように走るメルボルン中央商業地区 (CBD)。その魅力は、ファサードが素晴らしい歴史的建物や落書きの書かれた裏通りだけではありません。
メルボルン CBD はナイトライフ、ショッピング、食事、観光、エンターテイメントの中心地。それに加え歴史的建物もたくさんあります。その代表がフリンダース ストリート駅。駅があるスワンストン ストリートの交差点には、ゴシック様式のセント ポール大聖堂、文化の中心であるフェデレーション スクエア、歴史あるパブといった名所もあります。
デグレーブス ストリートには、美味しいコーヒーを出すカフェがあります。歴史あるクィーン ヴィクトリア マーケットでは、地元の名物や新鮮な農作物が売られています。また、バーク ストリート モールやメルボルン セントラルはショッピング パラダイス。北側のコリンズ ストリートには高級品を扱うデザイナー ショップがあり、スペンサー ストリートには直販店が軒を連ねます。
川沿いのサウスバンク地区は芸術が盛んな場所。ビクトリア国立美術館やアーツ センター、オーストラリア現代美術センター、最先端の劇場等がそろっています。近くのホイザー レーンは必見。壁がカラフルな落書きで覆われており、常に新しい絵柄に変化しています。オーストラリア映像博物館では、最新の映画を見ることができます。
CBD の歴史ある劇場でミュージカルを見るのもおすすめ。ショーの前にはディナーを食べに行きましょう。美味しい料理を出すレストランは、ハードウェア レーンやマイヤーズ プレイス、カーティン ハウス、サウスバンク プロムナード、リトル バーク ストリートのチャイナタウンなどに集まっています。
ユーレカ タワーのスカイデッキから、メルボルンの現代的な街並みを一望。ヤラ川の河岸にあるシー ライフ メルボルン水族館では、ペンギンやワニを見ることができます。バーララング マーはヤラ川河畔にある公園。ここにはウルンジェリ族に関するものがたくさん設置されています。
メルボルン CBD は、主要な鉄道、路面電車、バスを使って行くことができます。駐車スペースもたくさんあるので車でも大丈夫。徒歩で散策しても良いでしょう。中心部には無料の路面電車もあるので、それを利用するのもおすすめです。フェデレーション スクエアにあるメルボルン ビジター センターは旅行者に便利。滞在中に開催されるフェスティバルやイベントについて、スタッフに尋ねてみましょう。