フィジーは南太平洋に浮かぶ何百という火山島とサンゴ島で構成される国。ほとんどの島は無人島のため、何百キロにもわたり手付かずの自然が残っています。峡谷や熱帯雨林を巡ったり、熱帯魚が泳ぐサンゴの海を泳いだり、無人島のビーチでくつろいだり。ゆったりと南国の雰囲気を満喫しましょう。歴史や文化が体験できる施設、街歩きなどの楽しみもあります。
フィジーの大多数の住民が暮らすのは、この国で一番大きなビティレブ島。ビティレブ島最大の都市スヴァは、フィジーの首都です。通りにはコロニアル様式の建物が続き、趣ある街並み。考古学的に貴重な資料が展示されたフィジー ミュージアムでは、フィジーの歴史を知ることができます。特に有名なのは HMS バウンティ号の舵。フレッチャー クリスチャンが率いた反乱で有名になりました。
おみやげは現代的なショッピング センターでも買えますが、ハンドメイドの品物を扱う露店が並ぶ市営ハンディクラフト センターものぞいてみては。値段交渉しながらの買い物も楽しみましょう。スヴァから少し足を延ばせば、コロ-I-スヴァ フォレスト パークがあります。熱帯雨林を歩いたり、滝が流れ落ちる天然のプールで泳いだり。色彩豊かな鳥の姿も見られる自然豊かな公園です。
コーラル コーストをドライブして、白い砂とサンゴのビーチへ。マスクとシュノーケルを着けて海に潜れば、美しい別世界が待っています。フィジーの見どころは海だけではありません。カレブ サウス パシフィック カルチャー センターはフィジーの文化に触れることができる場所。クラ エコ パークでは、モヌリキ カンムリ イグアナなどの絶滅危惧種を見ることができます。
島の南海岸からナブア川をボートで上るツアーにも参加してみては。滝や渓谷などの景観を眺めた後は、伝統的な村を訪問します。島の南はパシフィック ハーバー。サメの餌付けができるダイビングや、四輪駆動車のツアーが人気です。
フィジーの小さな島も訪ねてみましょう。タベウニ島ではハイキングやバード ウォッチング。ヤサワ諸島では誰もいないビーチでのんびり。ママヌザ諸島では、スキューバ ダイビングやサーフィンにチャレンジ。沖に出ればイルカに遭遇できることも。
フィジーへ行くには、ビティレブ島西海岸にあるナンディ国際空港までの航空便を利用します。国内の移動は公共交通機関やタクシー、レンタカーで。島から島への移動には飛行機や船を利用します。野生生物に美しい景色、現地の文化や歴史、そしてリラックスできる空間。すべてがフィジーの魅力です。